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ドイツひと月目。そして郵便事情。

ドイツ生活ひと月経過。
日本からの家財はまだあと1ヶ月ほど待たないと到着しません。

未だスーツケースとダンボールを家具がわりにした生活。
窓にはカーテンがわりに紙を貼り(笑)、食器は一式のみ。
包丁もないのでカボチャもペティナイフでカットしてます。
(包丁くらい買ってもいいと思うんだけど・・・)

でも、物が無いことに慣れてくると、いったいこれから送られてくる荷物が、本当にどれだけ必要なものなのか、と疑わしくなってきます。

家具といっても日本でほとんど処分したので、組立の小さな棚が数個と、そのままの形で届くのは小さな食器棚と本棚・・・くらいのはずなんだけれど。

100個を超えてしまったダンボールの中身は何なんだ!
あれだけ処分したつもりでいたけど・・・

届いたら、再度、断捨離です。


そうこうしているうちに昨日、沖縄から一足先に船便で送った家具が数個届き、ほんのちょっとだけ、キッチン周りがそれらしく片付いてきました。

なにせ収納の全くないアパートなので、あるものは取り敢えず、棚か箱かないと収まらない。

意気揚々とパッキングを開けて棚を組み立てて・・・思ったのですが、このヨーロッパの広い空間のお部屋には、無印良品の華奢な(繊細な)家具が、えらくか細く(貧弱に・・・いや、失礼)目に映る、という事実でした。

同じ組立式で同じ値段でも、IKEAのどっしりして、「え~い、なんでこんなに重いんだ!もうちょっと軽量化できないの!!!」と運びながら悪態をつきたくなるような家具は、やっぱり見た目しっくりくるのです。
(でも、やっぱり重いのは運ぶのが大変だし、木ももったいない!?ので、重い家具、大きい家具はもう二度と買わない!)

ドイツのがっしりした体格の人たちや、大きなサイズのいろんなものに目が慣れてきたからなのでしょうか?

ここでは、ベビーカーも巨大だし、天井も高いし、(ようやく、旦那さんはいろんなところに頭をぶつける心配をせずに生活できるようになりました・・・)道も広いし、人も大きいし・・・

日本のちまちましたモノって、日本ならではなんだなぁ、と、しみじみ。


とにかく、荷物が届いてから、本当に必要なものだけ購入しようと決め、無いものは無いと割り切ってやりくりするのにも慣れ、物が少なくてむしろ快適な生活。

しかも消耗品を買うお店は沖縄の時とちがって、近所にいくらでもお店があるので、無くて本当に困る!というものはそんなに無いし。

ただ唯一、

日本語の本が無い・・・

というのは、結構困っています。。。


来る前にいくつか買いだめして到着を楽しみにしている本もあるけれど、それを読み終わったらどうしよう~。

もちろん、Amazonとか、通販で買えたりもするんだろうけれど、送料もったいないしな~。

英語の本・・・

英語力鍛えるためにもいいかと思うけど、なんか、本読むときくらい日本語に浸りたい。。。

子供にも、もっと今のうち、日本語の本たくさん読ませてあげたいのだけど。


今度、親に頼んで、ネットで購入したものをまとめて送ってもらおうかな。


ただただ、要注意、ドイツの税関、郵便物チェックはかなり厳しいので、やたらと物を送るのは危険です。

沖縄から送った荷物も、結局足止めを食ってしまい、悪名高い(?)郵便倉庫・・・というのでしょうか?要は「内容物チェックが必要」と思われてしまった小包などを保管し、本人に出頭(まさに、出頭という雰囲気)させてようやく発送してくれる、このシステムに引っかかり、ひと手間ありました。。。

最初、旦那さんの会社からの荷物で「お呼び出し」くらった時は、全然状況がわからず、家族で郊外におでかけがてら行ってみたら・・・

町外れの、それも駅から遠い、味もそっけも飾りもない、田舎の役場みたいな場所の、待合室で3時間・・・

日本とドイツでしかありえないであろう(多分)この、シーン、とした待合室の雰囲気。

みんな、ひたすら静かに座って、自分の順番が来るのを待っているのです。

私は、ひたすら娘と、かろうじて部屋の片隅のテーブルに用意されていた子供用の塗り絵に没頭して時間をつぶし、いつ終わるともしれない沈黙の時間を耐えました・・・

その時はクリスマス明けだったのでさらに状況が悪く、それで3時間も待たされたようなんですが、淡々とした雰囲気の中、結局、単なる会社からの書類だったのに、なんだかんだと理由をつけられ、数万円の送料にまで関税をかけられ、ようやく放免。

・・・送料にも税金?

ドイツの人に聞いてみたけれど、彼らにもこのシステムは謎のようです。

親族からのプレゼントだってなんだって、何でも「運が悪ければ」引っかかる。

「あんな町外れの殺伐としたところで、みんな文句もいわず待って、税金払わされて・・・文句言う人いないんですか?」と聞くと、

「そんなことしたらまた別の部署に回されてさらに時間もかかるし雰囲気も悪くなるし・・・。」と。

こういうところ、もしかしたら日本人とドイツ人(日本のシステムとドイツのシステム)の共通点だったりして。


沖縄からの家具は、「引越しの為に送った、中古の家具」を証明するために必要と思われる書類をすべて持参し、中身を開封して表記と違いのないことを確認して、無事支払いも無く通過。

よかった~・・・

でも、「この家具は、これから1年の間は絶対に売ったりしないように!」
と釘をさされたそうです・・・
だから・・・転売目的じゃないってば~!!!

あんな遠くまで行って待たされた挙句、高い送料払って(内容物と大差無し!)送った荷物にさらに関税なんてかけられた日には、もう、黙っちゃいられません!

少し前に日本人の演奏家がストラディバリウスをドイツの税関で没収され、おっそろしい関税額の支払い請求された問題があったけれど、ドイツ、甘く見てはいけません!

きっちりしてるのはいいことだけど・・・融通、という言葉は、ないのかもしれません・・・


しかし、届いた荷物にはいくつものダメージがあり、ああ、やっぱり日本のような丁寧な配送サービスは望むべからざる、との教訓も得ました。。。
(まぁ、国際船便の長旅だから、仕方ないのかもしれませんが。。。)


もうひと月、まだひと月。

これからどんな発見があるのかなぁ。

楽しみなような、ちょっぴり心配もありな・・・




すっからかんの、借り物テーブルと椅子に裸電球のお部屋。(キッチン)

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by kamakuraecolife | 2013-01-26 01:47 | ドイツ生活

ベルリンのbioポテト

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こちら、街角にあるスタンドにて販売されている、「bioフライドポテト」&「bio ケチャップ」


ドイツでは街のあちこちに、こういったフライドポテトとか、ソーセージを挟んだパン(フランクフルトって言うんでしょうか?)を売っているスタンドがあるのですが、こちらは「bio」が選べるお店。

もちろん、「普通のポテト」も、「普通のケチャップ」もあるので、選択できます。

bioのほうが、お値段ちょっとお高めですが、選べるなら断然こちら!
(ポテト€2,5 ケチャップ€0.4)

ただ、揚げてある油なんかはどうなのかな~・・・と、スタンドの中をチェックしてみましたが、普通のポテトとbioポテトを分けて揚げてあるのかとか、外からはわかりませんでした。

どうも、このスタンドのソーセージだか、えっと、なんでしたっけ、ドイツの有名な・・・豚の足料理!アイスバイン!に、使われる豚さんも、bio豚かどうか選べるような・・・?

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ほとんど読めないので分からなかったのですが、豚の写真と、解体された豚肉の写真にbioマークがついていて、なんとなく、そんな雰囲気のチラシ。


それにしても、食べ物の質に関して、ここまで選択ができるというのは、ホントに有難いことです。



日本・・・TPPなんて言っていたら、あっという間にこの競争力にやられてしまうよ・・・
関税が高くて海外のいいものが安く買えない・・・と思っていたりもしたけど、今の日本のシステムの中にTPPが組み込まれてきたら、一網打尽だ・・・。
先に、日本の農業のあり方を、見直すことが先決です!
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by kamakuraecolife | 2013-01-20 21:38 | オーガニック

2月、沖縄で大切なイベントがあります。

沖縄でお世話になった民ちゃん、ちょうど私のドイツへの引越が決まる頃、彼女も長らく探していた、農場を始めるための土地が大宜味村に決まり、同じ時期に引越しをしました。

沖縄に引越しを決めたのも民ちゃんの存在が大きかったし、私が移住の場所に決めた今帰仁に、偶然民ちゃんも引越ししてきていて、(しかも、いいな~、でも二人暮らしには高いな~、と思っていた物件に民ちゃんファミリーが住んでいて、結局私もその家に居候することに・・・)何かとシンクロすること多々。

見た目と違ってすっごくファニーな(笑)キャラクターのギャップとか、すっごくまっすぐなのに、思わぬ抜けがあったり(失礼!)、とにかく面白い、そして懐の深いお姉さん。

人は自分のためだけに生きているんじゃないってこと、人と人は、全ては繋がっているんだということを、いつもその行動で示してくれます。

この時代に約束して生まれてきた、アマゾネス。(実際そうだったらしい。。。)



2月に、彼女の新しい「ピラミッド農園」にて、大切なイベントが開催されます。





ホピのロイさん来日

2012年6月、セドナでのコロンビアの長老たちのギャザリングへ行きました。その時に沖縄のシャーマンや世界のシャーマン、長老たちと共にナバホやホピの村を訪れました。わたしたち一行は、ホピのロイさんのタイタス・ファームにて、心あたたまる玄米甘酒を頂き、セレモニーに参加させてもらいました。ロイさんとわたしは、「平和運動は食から」と謳ったマクロビオティックの久司道夫先生という同じ師を持ち、日本とアメリカという違う場所にて食の大切さを伝えています。ロイさんは、電気もないホピの村で、穀物(とうもろこし)中心のとてもシンプルな暮らしをされていました。



 今回の、来日の目的は、東と西を繋ぐこと。

日本とアメリカの歴史〔原爆・戦争等々〕における事柄をメッセージと共に伝え、祈りを行うためです。誰よりもホピのスピリットを継承し伝えているロイさんと学びのできる滅多にない機会です。



ロイさん来日スケジュール - 沖縄の日程

『無限の門 地球を平和への門にする気付きの時ワンハートダンス不死鳥、ワンハートの復活と共に』



2月20日(水)

午前10時~午後5時  

場所: 民商店広場

〒905-0414   沖縄県国頭郡大宜味村字白浜442番地827

080-3463-1826 民まで   th7229@hotmail.com

詳細はこちら民商店 

*子ども参加大歓迎です。



☆持ち物

各自弁当持参

灰か新たな灰を作る為の薪や木の棒を各地からお持ちください。

ダンスの最中に休憩を取りたい方は寝袋やマットなど。



( ワンハートダンスは、108個の石でサークルをつくり、その周りを上下、左右と歩いていきます。全ての垣根を取り払う儀式です。)



2月21日(木)

『食事から起こす平和の道・種』

午前10時~午後4時

場所:ビオスの丘    

*40名限定です。事前にご予約下さい。ご予約された方は、受付でお名前を言ってください。

当日の場合は入場料が680円かかります。(ドネーションの中に入園料、食材、講演料も含んでいることをご理解下さい。)



お子さんはご遠慮頂きます。





20日は、個人宅ですので、駐車台数に限りがあります。

当日できるだけ乗り合わせして頂ければ、参加人数も増やすことができます。

参加予約を事前に頂けると助かります。どうぞみなさま大切な人をお誘い合わせの上いらしてください。

駐車場の整理の都合の為、少し早めにおいでください。



☆当日は、お酒類禁止です。



☆ご協力御願いします。

参加費は、両日ともドネーションです。

ロイさんたちの旅の渡航費や滞在費など、このイベントのための募金を募集します。

イベントのボランテイアをしてくださる方はご連絡下さい。



[2月20日用事前準備]

薪や石を集める。

雨対策に前日にタープや、こどもが休めるようにテイピをたてる。

簡易トイレをつくる。

会場と駐車場の草を刈る。

当日朝と夕方の駐車場の整理をする。

ご協力よろしくお願いします。



※詳細はこちら

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by kamakuraecolife | 2013-01-20 20:37 | イベント/W.S

ドイツ ホメオパシー事情

ホメオパシーといえばドイツ・・・?

ホメオパシーの理論を確立したハーネマンはドイツ、マイセン出身の医師です。

であれば母国、ドイツではさぞかしホメオパシーが盛んなのでは!との期待をしつつ、まだまだそこまで調査は進んでないのですが。。。


フランスやオランダでは、いわゆるドラッグショップなどでも、ホメオパシーのレメディ(といっても、風邪用、とか、頭痛用、とか、用途別にあわせてつくられたコンビネーションレメディ)が普通に売られていて、その種類も豊富でした。

さて、ドイツではどうなんだろう?

近所のドラッグストアを覗いてみたけれど、どうも「レメディコーナー」らしきものは見当たらず。

でも、一件、お薬屋さん「APOTHEKE」の看板と、「HOMOOPATHIE」の看板を併記しているところをみつけ、早速中へ。

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聞いてみると、こちらシングルレメディーも扱っているとのこと!

オランダでは、薬局ではシングルレメディーの取り扱いはなく、専門のホメオパスの人にコンタクトをとらないと購入できない感じだったのだけれど、ようやくドイツで、店頭でシングルレメディーを買える薬局をみつけました。

とはいっても、こちらはアロパシーのお薬も扱う薬局なので、いわゆる普通の薬品も販売してます。

とりあえず、と言ってはなんですが、旦那さんが仕事のしすぎで肩こり首の痛みがあるというので、アーニカクリームでも・・・と思い、聞いてみました。

本来、肩こりにはアーニカよりラストックスとかの方があうはずなんだけれど、以前使っていたヘリオス社のアーニカクリームが、異常に効き目があったので、今回もアーニカで試してみようかと。

勧められたのは有名どころ、「ヴェレダ」社のアーニカクリームと、社名は見なかったけれど、少し安価な他社製アーニカジェル。

13.95ユーロ。

ちょっとお高めだけど、(といっても、日本で買えばもっと高い・・・)お姉さんは、これはとっても良いわよ、と勧めるし、試してみることに。

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ちなみに、もう一社のお品、後で覗いたドラッグストアで半額くらいで売られていた・・・

有名どころのbioの化粧品やレメディークリームは、残念ながらドラッグストアで探したほうが、お安くみつかるようです・・・

ヴェレダ、ドクターハウシュカ、ロゴナなどは、bioショップでももちろん取り扱っていますが、ドラッグストアではなぜこんなに?というくらい、安く売られているのを何度も目撃。

それにしても、ドイツは本当に、ナチュラルコスメも充実しています。


これからぼちぼち、ホメオパシーについても調査してみようかな。
シングルレメディーも、どんな形状で売られているのか興味深々。
とりあえず、手持ちがなくなるにはまだ時間がかかりそうだけど・・・
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by kamakuraecolife | 2013-01-18 02:49 | ホメオパシー

ベルリン bioショップ

最近になって、ぼちぼち時間の余裕も出来てきたので、地図を片手にベルリンの街の散策を始めました。

先日は、なんと雪の舞う中、9時間歩き続け・・・(途中でバスとか乗ろうかとも思ったけど、ますます道がわからなくなりそうだったので、徒歩で頑張りました・・・足が棒になりそうだった・・・)

途中でいくつもbio(オーガニック)ショップを発見。


すでに徒歩圏内に大小合わせて5、6件のbioショップを見つけていたけれど、これはまだほんの序の口。

すごい・・・さすがドイツ・・・

さらに、いわゆるチェーン店のスーパーをいくつかチェックしてみたけれど、そのどのお店もが、「bio食品コーナー」を設けていて、これがまた、安い!

パスタなんて、500gが0.69ユーロからあったり、こちらでポピュラーな、いわゆるお米のポンせん、ライスクラッカーなんぞ、12枚入り0.58ユーロなど・・・

大型チェーン店の強みか、自社オリジナルbio製品が充実していて、だからこそこんな価格で販売できるのでしょう。

競争率高そう。

商品のクオリティーはいかがなのでしょうか。


地道に頑張っている(スーパーだって、頑張ってると思うけど)、個人商店的なbioショップを贔屓にしたい気持ちもありつつ、主婦としては・・・やはり値段の安さは魅力。

ヨーロッパのbio認定マークは4つか5つ、あるようだけど、スーパーの商品にも、そのbioマークが一つから、多いものだと三つほどついているものも有り。

この辺り、まだまだ勉強の余地あり。

しかも表示がきちんと読めないから、訳のわからない物に手を出してしまいそうなので、要注意。
(先日も、bioだけどハニーの甘あま~なクラッカー買ってしまい後悔・・・bioだからといって、マクロビ商品という訳ではないので・・・そんな事も当たり前なんですが。)


でも、今までの環境からすると、これはホントに天と地の差です。
とにかく、なんでもかんでもbio、オーガニック三昧。
果物、野菜はもちろん、スパイスやありとあらゆる調味料、洗剤に化粧品、ティッシュにキッチンクロスに衣類まで!

ただし・・・日本食材は、やっぱり高い・・・
そして、種類が少ない・・・(涙)
美味しい味噌欲しい~。

日本から送った、買い貯めた調味料なんかは・・・無事に税関を通過できるのかしら(ドキドキ)


でも、散歩中にみつけた、かわいいカフェにもbioマークの看板が出てたりしたので、今度はもっとゆったりと、途中で休憩なんぞしながら、散策してみるとします。


こちら近所の激安スーパーのbio食材。安すぎて、ホントにbioなのか疑ってしまう・・・(失礼!)

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bioショップ初日のお買い物。買いすぎた・・・

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by kamakuraecolife | 2013-01-15 07:43 | オーガニック

除染の現実

除染に限らず、現場というのはだいたい、こういう事が多かれ少なかれまかり通っているもの。
それをどこまで見逃すのか・・・?

いや、この場合は見逃してはいけないでしょう!

管理をしている人たちの良識を信じたいけれど、どうやら、それも望めそうにない様子。


<除染作業員証言>枝葉「その辺に」 洗浄「流しっぱなし」

毎日新聞 1月5日(土)15時4分配信

 東京電力福島第1原発事故を受けた国の直轄除染で集めた枝葉や汚染水を川などに捨てる不適切処理が明らかになり、環境省が実態調査に乗り出した問題で、現場の男性作業員が毎日新聞の取材に応じた。作業員は「そもそも仮置き場が足りない。『置くところがないから仕方ないべ』と捨てることが日常茶飯事になっている」などと証言した。

 作業員は昨年秋から福島県川内村などで除染作業に従事し、放射線のモニタリングなどを担当。元請けは大手ゼネコンで、工区ごとに下請けがあり、さらに2次、3次下請けとして中小の事業主や地元業者で作る組合などが入っているという。

 作業員によると、集めた枝葉は本来なら「フレキシブルコンテナバッグ」と呼ばれるブルーの袋などに入れて仮置きする。「でも仮置き場の場所がなくなっていて、枝葉を袋に回収しないでその辺に捨てることもある。日常茶飯事です。早い話が『もう置くところがないから仕方ないべ』となる」と話す。

 洗浄後の汚染水も本来は回収する必要がある。作業員によると、建物などを水で洗浄する場合は通常、下にブルーシートを敷いて汚染した水を受け、ポンプでくみ取りタンクに入れ、浄化装置で処理する。しかし、「回収するのは環境省が管轄し、なおかつ環境省が見に来るモデル地区だけ。普段はそんなことやっていない。(汚染水は)流しっぱなし」という。

 さらに「『今ここでマスコミなんかが見に来たら大変なことになるね』といつも同僚と話している。以前、国の要人が来た時には、いいところだけをきちんと見せたが、普段はずさんもずさん。道路縁の刈った草などは片付けもせず、そのままにして帰ることもある」と打ち明ける。

 こうしたことから、除染後に空間線量を測っても、除染前とあまり変わらないケースも多いという。「実際、大した効果は出ていない。僕たちから言わせたら税金の無駄遣い。でも国は『予算がないからやめる』というわけにもいかない。大手(元請け)にしてみれば、こんなにおいしい(もうけ)話はない。作業をすればするほどお金が入ってくる」と作業員は指摘する。

 その上で「(明らかになった)ここで何とかしないと、大変なことになる。税金なんかいくらあっても足りないですよ」と訴えた。【袴田貴行】
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by kamakuraecolife | 2013-01-05 20:08 | 原発のこと

新年に思うこと

2013年の年明けです。

オランダ、アムステルダムのお義姉さんのアパートで、街中に打ち上げられる新年の花火を見ながら新しい年を迎えました。

振り返ってみると、結婚してからの8年の間で、日本で新年を迎えたのは半分しかないということに気づきました。

オランダの新年の花火をみるのは3回目、一度は飛行機の中で。

自分の中にあった、「家族でこたつに入って、紅白歌合戦をみて、行く年来る年の除夜の鐘の音を聞く」という、お正月の風景が、いつの間にか遠い昔の習慣になってしまっていることを、ちょっぴり寂しく感じながらも、時代と、自分の環境がこれだけ変わったのか、と感慨深かったり。

7年の人生の中で、半分以上のお正月を日本の外で(去年は沖縄だったので、ほとんどお正月らしい雰囲気は全くなく過ごしたし・・)過ごした娘には、きっとこの「日本のお正月」の習慣は、全く伝えられていないんだなぁ、ということが、残念な気がしないでもないけれど。。。

爆竹の音と、夜空に光る花火に彩られたアムステルダムの新年。

どんな一年になるのでしょうか。

また、移動の多い・・・?そんな予感も。


慌ただしい移動が始まった一昨年の秋から、2012年の一年間、どれだけの距離を自分は移動してきたのかな、と、考えながら、場所が変わったことで変わったことがどれくらいあるのだろう、と思い返してみました。

こちらに来て、「日本からヨーロッパに住む場所が変わるというのは、すごい変化だったでしょう?どう感じているの?」と何度が聞かれたのだけれど、その度に、

「特に・・・自分の中では変わりがないのだけれど・・・」

という、面白みのない答えしか出てきません。


その質問に向き合ってみて気づいたこと、それは、日本にいると次から次に出てくる、「あれをやらなくちゃ」「あれをやりたい」という、欲求が(今のところ)無くて、とてもニュートラルな状態のように感じているということ。

とにかく、今は帰省の旅行中でもあるし、ドイツの家に戻っても2月半ばまで家財は届かないので、身の回りのものはスーツケース1個分の荷物でまかなわないといけないし、なんとなく、腰を落ち着けて物事を始める、という気分が全然湧いてきていないから、なのかもしれませんが。

新しい場所で何か新しい事を始めてみよう!というエンジンがかかるまで、つかの間の時間かもしれないけれど、頭と気持ちをリセットして、ゆっくり歩き始めようかな、と思います。

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by kamakuraecolife | 2013-01-02 22:32 | ドイツ生活