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これからの福島の子どもたちに。

沖縄 久米島で福島の子どもたちの保養センターがスタートします。

長年にわたりチェルノブイリの支援をされていたDAYS JAPAN 編集長、ジャーナリストの広河隆一さん、沖縄で私の面倒をみてくれている民ちゃんのお父様が、世話人をされています。

私は久米島には行った事がないのだけれど、何かお手伝いができるといいなぁ、と思いつつ・・・

とにかく、この活動を沢山の人に知ってもらい、センターが子どもたちが楽しくすごせる、素敵な場所になっていくことを願わずにいられません。





【沖縄・球美の里】皆様のご支援をお願いします
沖縄・球美(くみ)の里


久米島が初めて歴史書に登場するのは「続日本記」で
「和銅7年(714)に球美の人が奈良を訪れた」ことが記されている。
球美とは、久米島のことと言われている(久米島観光協会ホームページより)。
この久米島に、子どもの保養センターが誕生します。

沖縄県久米島町山城(やまぐすく)に福島原発事故で被害にあった子どもたちの保養センターが生まれる。2012年3月30日の現地記者発表で、賛同人の石井竜也さん(アーティストで、元米米CLUB)は、実家のある北茨城市が津波と放射能汚染の被害を受けたことや、NHKの「ようこそ先輩」の番組で母校の小学校を訪ねた時、子どもたちの気持がどれほど傷つけられているかを知り、一緒に作った歌を通じて子どもたちが心を開いたエピソードを語られた。そして保養センター設立のために多額の寄付を申し出てくださった。
 次に久米島町の平良朝幸町長が、「この島を選んでくれてありがとう。島民は子どもたちを助けるこの企画を全面的に歓迎したい」と述べられた。
また大田昌秀沖縄県元知事は次のようなメッセージを寄せてくださった。
「この度、東日本大震災で甚大な被害をこうむった福島県の子どもたちのための保養センター設立されることに対し、とても意義深いことと心から賛同し、敬意を表します。相談を受け私が愛して止まない郷里の久米島を紹介しましたところ、幸いにして久米島町の温かい理解と支持が得られ、場所が確定したとの事でこの上なく喜んでいます。
 計画を推進される方々と町当局とが相提携して立派な施設ができ、子どもたちが安全な場所で楽しく過ごされ、充分に保養できることを願って止みません」
私の方からは、20年以上に及ぶチェルノブイリの救援運動の経験から、被曝した子どもたちが将来発症することを防ぐために、保養がいかに大切かについて話した。
 その後、改修工事の打ち合わせなどの後、この保養センターは久米島側との希望を入れ、「沖縄・希望21」から「沖縄・球美(くみ)の里」と名を改め、事務局を久米島に置き、久米島の人が現地責任者となることになった。東京、福島の事務局は、それぞれ資金集めと保養する子どもの募集などの仕事を分担して活動する。この施設を守り育て、一人でも多くの子どもたちに「健康」をプレゼントすることができるようにしたいと願っている。
さらに東京と福島の事務局としては、久米島の地で保養をさせていただく子どもたちが、沖縄の歴史と豊かな文化を学び、久米島の子どもたちと交流することを通じて、未来に大きな希望をもたらすと信じている。

2012年4月7日 「沖縄・球美(くみ)の里」設立準備世話人 広河隆一


この企画の賛同人(一部)
山田洋次(映画監督) 宮崎駿(監督) 吉永小百合(俳優) 石井竜也(アーティスト )加藤登紀子(歌手) 池田香代子(翻訳者) 落合 恵子(作家) ナターシャ・グジー(チェルノブイリ被災歌手) ピーター・バラカン(キャスター) 大田昌秀(沖縄県元知事) 大工哲浩(歌手) 矢ヶ崎克馬(琉球大学名誉教授) UA(歌手)上地昇(作曲家) 海南友子(ビデオジャーナリスト) 謝花悦子(ヌチドゥタカラ館長) 真喜志好一(建築家) 国吉和夫(元琉球新報写真家) 与那嶺路代(琉球新報記者)上杉隆(日本自由報道協会代表)
下重暁子(作家) 浅尾省五(動物写真家) 斎藤美奈子(文芸評論家) 見城美枝子(青森大学教授) 千葉麗子(ヨガインストラクター) 森口豁(ビデオジャーナリスト) 新谷のり子(歌手) 水越武(写真家) 鴻上尚史(劇作家) 中村征夫(水中写真家)大石芳野(フォトジャーナリスト) 田中優(未来バンク理事長) 青柳拓次(作曲家) 民(ナチュラルライフアーテイスト) おしどりマコ&ケン(芸人) 西谷修(東京外国語大学教授) 向井雪子(チェルノブイリ子ども基金代表理事) 黒部信一(未来の福島こども基金代表) 鈴木薫(いわき放射能測定室たらちね事務局長) 石原エミ(歌手) 竹野内真理(翻訳家) OKI(アイヌ音楽家) 吉本多香美(女優) 根元きこ(HEIWA食堂) 木村肇二郎(医師) 綿本彰(ヨガインストラクター) 織田好孝(たらちね代表・医師) 熊切圭介(写真家) 糸数慶子(参議院議員) 川島進(アートディレクター) 甘蔗珠恵子(「まだ、まにあうのなら)著者) 荒木洋(建築家) 高橋年男(普天間爆音訴訟団事務局長) 板垣真理子(写真家) 佐藤和良(いわき市議員) ほかの方々、および てぃんふぁ沖縄 チェルノブイリ子ども基金 広河隆一写真展事務局 アウレオ TRCN いわき放射能市民測定室たらちね 特別後援団体:福島の未来こども基金  敬称略・4月4日現在)

沖縄・球美の里 久米島事務局  masami_terrace@yahoo.co.jp  
代表 宇江城昌実 
★現地でのお手伝いやボランティアなどについては、事前にお問い合わせください。

沖縄・球美の里 東京事務局 kikaku@daysjapan.net
FAX 03-3322-0353  DAYS JAPAN気付 担当佐藤  
http://kibou21-okinawa.blogspot.jp/ 

沖縄・球美の里 いわき事務局  tarachine@bz04.plala.or.jp 
FAX 0246-92-2526 電話:0246-92-2526 いわき放射能市民測定室たらちね担当鈴木 
   ★いわき事務局より、子どもの保養を希望される方へ
●応募の方法や募集期間については、いわき事務局にお問い合わせください。

募金にご協力ください 

私たちは、皆様に次のようなご支援を呼びかけます。
A:個人、企業、自治体の方からの、募金のご協力(いくらからでも結構です)
B:1人の子ども(あるいは一組の母子)を25日間受け入れるための
 「スポンサーシップ制度」へのご参加。1口5万円。                 

郵便振替口座 00180-5-763888 DAYS被災児童支援募金
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by kamakuraecolife | 2012-04-26 12:14 | 原発のこと

チェルノブイリ事故から26年。。。

しつこいようですが。

チェルノブイリの事故から今日で26年。

日本の26年後はどうなっているのだろうか、と思わずにはいられません。

テレビがないので世の中ではどんな報道がされているのかわかりませんが・・・



東洋経済オンライン


旧ソ連の専門家が語るチェルノブイリ事故による健康被害、小児甲状腺がんのみならずさまざまな疾患が住民の間で多発 - 12/04/23 | 12:14  


「原子放射線の影響に関する国連科学委員会」(UNSCEAR)が2008年に発表した報告書では、チェルノブイリ原発事故での放射線による健康影響について、次のような記述がある。

 「20年の追跡調査の結果、青少年期の放射性ヨウ素への暴露と大量の放射線量を浴びた事故処理作業者の健康問題を除けば、重篤な健康問題を心配して生活する必要はない」

 こうした国際機関による見解を「過小評価」ととらえるベラルーシやウクライナの専門家が4月13日、大阪大学でチェルノブイリ原発事故による健康影響について講演した(主催は大阪大学グローバルコラボレーションセンター)。

 ミハイル・マリコ博士はベラルーシ国立科学アカデミーエネルギー研究所に所属する原子力研究者で、「チェルノブイリ原発事故の放射線的・医学的影響」と題した講演を行った。



ミハイル・マリコ博士


 マリコ氏は、ベラルーシ国内の放射能汚染が深刻な地域では小児甲状腺がんのみならずさまざまな種類のがんが多く発生していることが、同国で原発事故前から整備されていたさまざまな医学的な登録簿を用いた調査から明らかになったと指摘。胃がんや肺がんなどが汚染のひどい州ほど発生率が高くなっていると述べた。

 ウクライナ放射線医学研究センターのエヴゲニア・ステパノヴァ小児放射線部長(小児科医)は、プリピャチ市など原発30キロメートル圏内から避難してきた子どもの健康状態が事故後十数年にわたって悪いことや、特に慢性疾患を持つ子どもの割合が原発事故後に激増したことをデータを用いて指摘した「牛乳など食品を通じた内部被曝が長期にわたる被曝の原因になっている」ともステパノヴァ氏は語った。



エヴゲニア・ステパノヴァ小児放射線部長


 ステパノヴァ氏は、年間被曝線量が5ミリシーベルト以上(土壌の汚染濃度では55.5万ベクレル以上/平方メートル)の地域に居住している子どもでは、汚染が比較的少ない地域の子どもと比較して呼吸器疾患や血液系障害、免疫障害がそれぞれ2.0倍、2.5倍、1.8倍もあったとも指摘。
 
 米国の南カリフォルニア大との共同研究結果から、ヘモグロビンや赤血球、白血球、血小板のレベルが、子どもの住む地域のセシウム137の汚染度と直接的な関係にあることが示されていると説明した。また、「体内被曝をした子どもでは、健康や身体発達の異常、染色体異常が高い頻度が見られる」とも述べた。

 ベラルーシやウクライナではさまざまな健康被害が少なからぬ専門家によって指摘されている。にもかかわらず、国連や国際放射線防護委員会(ICRP)が事実を認めないのはどのような理由によるのか。

 マリコ氏はベラルーシを訪れたICRPの首脳から、「あなた方がどのような推計データを示しても私たちはエビデンスとして認めない」と言われたことを明らかにした。マリコ氏が理由を尋ねたところ、「(旧ソ連では)医学的な登録簿は存在しないとモスクワの保健省で言われたからだ」とICRP首脳は述べたという。
 
 「ベラルーシは旧ソ連内の共和国で唯一、医学的な登録簿を整備していたことをICRP首脳は知らなかった」とマリコ氏は内幕を披露した。

 ステパノヴァ医師は、「福島原発事故による子どもの健康への影響はチェルノブイリ事故よりも少ないと考えられるものの、同じく放射能リスクを負っているとみなすべき。健康障害の予防と疾病の早期発見のために、継続した医学的観察が必要だ」と語った。


■文部科学省航空機測定による土壌へのセシウム沈着量のようす(2011年12月16日発表)


(岡田広行 =東洋経済オンライン)
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by kamakuraecolife | 2012-04-26 11:57 | 原発のこと

水面下で起こっていること?

最近、ニュースの引用ばかりですけれど、「突然死」とか、なぜか急に増えたようにも思える「孤独死」のニュースを聞くたび、このことについて、相変わらずメディアは触れないのか。と、思ってしまう。

体の弱い人や、もともと持病のある人が、このことが理由で心臓の負担が増え、助けを求める気力も時間もなく、衰弱してしまったということだって、ないとはいえないんじゃないかな、とか。。。


東洋経済 オンライン



セシウムによる健康被害を解明したベラルーシの科学者が会見、心臓や甲状腺への蓄積を深刻視(1) - 12/03/22 | 18:17
 
福島第一原発事故をきっかけに始まった福島県による「県民健康管理調査」――。同調査の進め方を議論する「県民健康管理調査検討委員会」が配布した資料には次のような記述がある。

 「チェルノブイリ原発事故で唯一明らかにされたのは、放射性ヨウ素の内部被曝による小児の甲状腺がんの増加のみであり、その他の疾病の増加については認められていません」(昨年7月24日に開催された第3回検討委員会配布資料)。

 こうした見解とは真っ向から異なる研究結果を盛り込んだ著書『放射性セシウムが人体に与える医学的生物学的影響――チェルノブイリ原発事故被曝の病理データ』(著者はユーリ・バンダジェフスキー・元ゴメリ医科大学学長)の日本語訳(合同出版刊)が刊行され、大きな注目を集めている。
 
 同書に関心が持たれているのは、バンダジェフスキー氏による研究がほかに類を見ない独創性を持つうえ、その内容が衝撃的なことにある。

 バンダジェフスキー博士やゴメリ医科大の研究スタッフは高濃度の放射性物質に汚染されたベラルーシのゴメリ州で死亡した400人を上回る患者の遺体を解剖。各臓器のセシウム137蓄積量を測定したうえで、特に心血管系疾患で死亡した患者の心筋に多くのセシウム137が蓄積されていたことを突き止めた。 「チェルノブイリ事故後に突然死した患者の剖検標本を検査したところ、99%の症例で心筋異常が存在することが明らかになった。とくに注目すべき所見は、びまん性(広範囲に広がっている状態)の心筋細胞の異常で、これはジストロフィー病変と壊死の形態をとり、毒作用が働いている証拠である」と同書は指摘。
 
 「(ベラルーシの)ミンスクの子どもの体内セシウム137濃度は20ベクレル/キログラム以上であり、彼らの85%が心電図に病理学的変化を記録している」とも述べている。

 国際放射線防護委員会(ICRP)が昨年4月4日に公表した「ICRP Publication111」(全文はhttp://www.icrp.org/docs/P111(Special%20Free%20Release).pdf)の21ページには、「1日に10ベクレルのセシウム137を摂取し続けた場合の体内での蓄積状況」についてグラフが示されている。
 
 このグラフによれば、約500日で体内のセシウム137蓄積量は1400ベクレルに到達する。体重が50キログラムであると仮定した場合、1キログラム当たりの蓄積量は28ベクレルに相当する。

 1日10ベクレルの摂取は、食品安全委員会が定めた4月からの新基準(一般食品の場合で1キログラム当たり100ベクレル以下、乳児用食品および牛乳の場合で1キログラム当たり50ベクレル以下)での許容量に照らしてもきわめて小さい数値だ。セシウム137を体内に摂取したことによる健康被害が、ごくわずかな摂取量から起こるとしたら、福島第一原発事故による影響はきわめて深刻になりかねないと言える。



セシウムによる健康被害を解明したベラルーシの科学者が会見、心臓や甲状腺への蓄積を深刻視(2) - 12/03/22 | 18:17

 
 また、甲状腺はセシウム137が最も多く蓄積する臓器であることもバンダジェフスキー氏による調査で判明。「チェルノブイリ事故後の甲状腺異常は、(物理学的半減期が約8日の)放射性ヨウ素だけでなく、生体内や甲状腺に持続的に取り込まれた放射性セシウム(セシウム137の半減期は約30年)と、甲状腺ホルモンに結合するさまざまな免疫グロブリンの能力にも関連すると考える」とバンダジェフスキー氏は著書で指摘している。

 バンダジェフスキー氏は、ボランティアグループ「放射能防御プロジェクト」(木下黄太代表)の招きで来日。東京や札幌、仙台など全国5カ所で開催された計9回にのぼる一般向け講演会の来場者は4500人に達した。そして3月19日には、衆議院第一議員会館内でマスコミ向け記者会見および国会議院や政府関係者、マスコミを対象とした院内講演会が開催された。

 以下の内容は記者会見および東洋経済記者の単独インタビューによるものだ。

■以下は記者会見での質疑応答

――バンダジェフスキーさんは突然死やさまざまな心疾患、放射性セシウムの体内蓄積について研究してこられた。昨年から今年にかけて福島県内でも高校生の突然死が起きている。セシウムとの因果関係については何の表明も報道もされていないが、亡くなった方の臓器のセシウムを測定することに意味があるか。

 環境に高いレベルで放射線があるところで暮らしていると突然死の可能性がある。ゴメリ医科大の学生でもそういう例があった。放射性セシウムは特に心臓に激しい攻撃を加える。心筋細胞にセシウム137が取り込まれると、エネルギーの産生(合成)ができなくなり、突然死につながる。 

 実際に解剖して測定すると、セシウム137の蓄積が確認できる。セシウム137は20~30ベクレル/キログラムという低レベルの蓄積でも心拍異常が起きている。それが突然死の原因になりうる。福島第一原発事故の被災地では、子どものみならず大人も対象に被曝量に関する調査が必要だ。

――福島原発事故でも、放射性物質を体内に取り込む内部被曝への懸念が強まっている。日本に来日して、原発事故の深刻度をどのように感じているか。

 残念ながら日本人は情報が少なすぎる。(政府当局は)情報を隠している。今のような形で情報を隠し続けると、(対策の遅れによって)数十年後に日本の人口は激減してしまう。この悲劇を小さな事故だと見なしてはいけない。

 福島第一原発事故ではさまざまな放射性核種が飛散し、非常に高い汚染レベルの地域が広がっている。しかし、体内に取り込んだ放射性核種の量をきちんと測定していないのは大きな問題だ。



セシウムによる健康被害を解明したベラルーシの科学者が会見、心臓や甲状腺への蓄積を深刻視(3) - 12/03/22 | 18:17


 日本の医師や学者のチェルノブイリ事故での研究成果を私は知っている。1994年にゴメリ医科大学ではシンポジウムを開催したが、そこにも日本から専門家が来てくれた。その中で私たちが発表したセシウムが心臓に非常に危険であるということを日本の方々は理解してくれた。その経験が生かされていない。
 
 このように情報がない状態でどうやって、国民の救済ができるのか。沈黙を強いる政策の結果、ロシアやベラルーシでは人口統計上悲惨な結果が起きた。私たちが経験したことを日本はもう一度繰り返そうとしているように思える。
 
 津波で散乱したがれきは放射性物質を含んでいる。汚染源のがれきは大至急廃棄すべきであり、日本全国にばらまくべきはない。
 
 このような沈黙を強いるやり方が旧共産党政権下で行われているならばわかるが、21世紀の今日、民主主義国である日本で行われているとは信じがたい。
――4月から日本では食品に含まれる放射性物質について新しい基準値が設定される。これをどう評価しているか。

 食品中に放射性物質が含まれていること自体が非常に危険だ。新基準で食品に含まれるのを許容するベクレル数を引き下げたことは肯定的な動きだが、ベラルーシでは1999年から用いられている基準のおかげで国民は放射性物質を摂取し続けている。
 
 食品を通じて体内に取り込んだ放射性物質は体のさまざまなシステムに影響を与える。このことは(放射線の照射である)外部被曝と比べても数段危険だ。

――仮に内部被曝をきちんと管理できた場合、土壌汚染地域で安全に生活できる閾(しきい)値はどれくらいか。具体的には(年間の積算放射線量が数ミリシーベルトに達する)福島市や郡山市、二本松市で生活することに問題はないか。

 牛乳を例に取ってみると、クリーンな牛乳は50ベクレル/キログラム以下とされている。しかし、それ以下であれば安全という基準はない。基準以上であれ以下であれ、両方とも危険だ。基準とはあくまで運用上のものにすぎない。
 
 長い間汚染された地域に住む人が放射性核種を体内に取り込むとさらに危険が増す。最も危険なのは食品を通じて臓器に放射性物質が取り込まれることだ。

 病気が誘引される放射性物質の濃度や放射線量ははっきりしない。ただ、子どもの場合、体重1キログラム当たり10~30ベクレルのセシウム137を取り込んだ子どものうち約6割の子どもで心電図に異常が出ている。



セシウムによる健康被害を解明したベラルーシの科学者が会見、心臓や甲状腺への蓄積を深刻視(4) - 12/03/22 | 18:17


 さらに蓄積量が多くなると、心臓の動きの悪い子どもの数がどんどん増加していることがわかった。ベラルーシの汚染地域ではそういう子どもがたくさんいる。だから子どもの死亡が多い。

 チェルノブイリ原発から30キロメートルにあるウクライナのイワンコフ地区では人口1000人当たり30人が1年間に死亡している。キエフ州全体では18人だが、これも多いほうだ。


■以下は東洋経済記者による単独インタビュー

――福島県では県民を対象とした健康管理調査が始まっている。ただ、この調査に基づく健康診査は原発事故の避難区域に住んでいた住民および推定被曝線量が高いとみなされた住民のみが対象であり、健診の項目も0~6歳の乳幼児の場合、身長や体重、血液検査に限定されている。甲状腺検査も2年に1度にとどまる。

 健診は必要だ。汚染地域の住民全員を対象にしなければならない。汚染地域は放射性物質が少量でもあるところも含まれる。東京も該当する。体内に取り込んだ汚染の濃度を調べないといけない。甲状腺や心臓、腎臓、肝臓、血液の検査が必要だ。頻度は半年に1度とすべきだ。

――福島原発事故による内部被曝の影響についてはきちんとした調査が行われていない。医学界や医療界は健康影響を深刻に受け止めているとは言いがたい。このような状況はどうすれば打開できるか。

 世論や国会議員の意思で、健康被害を予防するためにきちんとした健康影響調査を義務付けるべき。被害を未然に防ぐためにも、今こそ行動を起こすべきだ。






(東洋経済オンライン・岡田広行)
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by kamakuraecolife | 2012-04-26 11:27 | 原発のこと

大人が語るべきこと

武田邦彦先生のブログ。

これが本当に語られなければいけないことなのでは?




簡単で深刻: 1年にレントゲン400回・・・よく納得できますね

瓦礫の議論も同じですし、福島の子供たちに「1年20ミリまでOK」と文科省が言ったときに日本の大人はほぼ納得しました。心配したのはお母さんぐらいで、心配するお母さんを「ヒステリー」と読んだ「大丈夫おじさん」も多かったようです。

普通の人は1年20ミリと言われても、すぐにどのぐらいかわからないものです。最近、スピーディが千葉の線量から福島原発では1日に10兆ベクレルの放射性物質が漏洩しているという予想があったことが公開され、びっくりしたのですが、そのときにある人が私に「10兆でも、10億と言われても、わからないので、どっちもびっくりする」と言われました。

2ミリでも20ミリでも、また10兆でも10億でもこれまで放射線を扱っていなかった人が正確に理解することができないのは当然です。だから専門家は数字だけを言うのではなく、「茨城から千葉までの地域は強制移住に相当する汚染だという意味です。1平方メートルあたり4万ベクレル以上では除染が必要ですが、10兆ベクレルというのはおおよそその2倍です。」とその意味を付け加えておかなければなりません。ところで、1年20ミリの場合は、私なら「1年20ミリというのは、現在、1回の胸のレントゲンが約0.05ミリですから、1年に胸のレントゲンを400回も撮ることに相当します。また、胸のレントゲンの時には胸だけX線が当たるようにして、腹部は保護しますから、実質的には400回以上になります。また女児はおなかに卵子を持っていて、それは一生変わらないので、より厳しいといえます」と言ったでしょう。

もし文科省が正直に誠実にこのように言ったら、1年20ミリを支持する国民はそれほど多かったとは思いません。また「20ミリなど大丈夫だ。母親はヒステリーだ」という大丈夫おじさんは登場したでしょうか?今では「国が国民の健康を守るはずもない」と考えている人が多いのですが、本来は国は国民の健康や安全を守るのがその第一の仕事です。

【納得性の問題】
私が今度の原発の事故での被曝問題、それは今でも続いているのですが、あまりにこれまで言ってきたことと違うので、科学的には正しいか間違っているかは別にして、多くの人に納得性が無いと思うのです。それをなぜあれほど早く大人、特に男性の大人が納得してしまったのか、今度何かの機会があったら聞きたいと思います。

つまり、1年に400回のレントゲンを「大丈夫だ」という人はなかなかいないと思います。もしかすると1年100ミリでも大丈夫という医師のように、学問的には大丈夫としても(私はそうは思っていませんが)、一気に1年に2000回のレントゲンでも大丈夫といわれても、毎日6回ずつこどもにレントゲンを撮らせる親がいるでしょうか?
病院で医師がレントゲンを撮るときに、患者をセットすると別の部屋に行って、被爆を避けながらスイッチを押しています。そのぐらい気をつけているのを日常的に見ているのですから、1年400回の旨のレントゲンをすんなりと受け入れてしまった日本の父親がどうしても理解できないのです。

私にはむしろ1年に400回の胸のレントゲンというのにびっくりして、心配になる母親の方が日本のお母さんらしく、それでこそ日本の乳児死亡率が世界一低いということになっている理由と思います。もっとも、「減税すると言っては増税」というような正反対のことも受け入れそうな国民ですから、そのぐらいは納得するのかも知れません。

10年ぐらい前「安全・安心」という言葉が流行し、この研究に多くの補助金が出た頃、知識人の多くが「安全か科学的なものだが、人間は心の動物だから安心が大切だ」といって多くの研究費を取っていきました。その人たちは今度の1年400回のレントゲンをどのように聞いたのでしょうか?

こんな状態で「瓦礫を引き受けないのは人の心を知らない」とか「絆の歌」などよく言ったり、やったりできると感心してしまいます。少しは心が痛まないのでしょうか?
(平成24年4月8日)
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by kamakuraecolife | 2012-04-15 23:03 | 原発のこと

また旅にでます。

鎌倉生活最後の日は、とっても素敵なお天気でした。

いつもの見慣れた由比ガ浜の景色をみながら、本当にここを離れることになるなんて、まだ実感がわかなかったけれど・・・

娘を自転車の後ろに乗せて通った134号線沿いの歩道。

いつのまにか自分で自転車をこいで通えるようになった娘の背丈は、もう私の半分を越えてました。


幼稚園の卒業式、ものすごい恥ずかしがりやの娘が、ステージで卒業スピーチをするなんて、2年前は想像もできなかったけれど・・・

途中で泣き出してしまい、「ああ~、やっぱり~しんどいよね~。」と思ったけれど、泣き止んで最後まで頑張った。

おっきくなったね。


沢山のお友達と、沢山の素敵な思い出のある鎌倉のまち、

どうか、みんながずっと笑顔でいられるまちでありますように。


私の人生はいつもいつも5年単位で住む場所が変わるのが常だったので、10年住んだ東京と、3人家族になって7年過ごした鎌倉は、故郷のようなものです。

また、しばらく旅に出るようにでかけますが・・・

故郷の海が美しく輝いている風景を、心に刻んで。


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by kamakuraecolife | 2012-04-15 22:54 | 日々・・・