<   2010年 04月 ( 1 )   > この月の画像一覧

中島デコさんのブラウンズフィールドへ・・・

かれこれ15年ほど前、イルカクジラ関係のボランティアの仕事をしていた時のこと。

「まみちゃんこういうのすきじゃない~?」と、メンバーのお姉さんから勧められ、初めて参加した中島デコさんのマクロビオティックワークショップ。

これが私の人生に、こんなにも大事な出来事となるとは、全く思ってもみませんでした。

それまでなんちゃってベジタリアン生活を始めたばかりだった私にとって、「マクロビオティック」という言葉も、その理論も、そしてさらにデコさんの驚くべき出産逸話も、なにもかもが「!?」の世界。

とにかく、なんと感想をのべていいのかもわからない状態だったのですが、デコさんの全く力みのない、自然体の姿や、なんだか笑っちゃうくらい面白くて信じられないお産のお話に、「この人は本物だ・・・」と心の中に深く刻まれたのだと・・・。

それからすぐに、近所にオーサワジャパン、CI協会があることを知り、気が付いたら料理教室の生徒となり、スタッフとして働くことに。


あれから15年です。

デコさんの本を読んだり、色んな活躍は耳にしていましたが、実際お会いする機会はありませんでした。

だから、千葉の「ブラウンズフィールド」に行くことは、以前からの夢でしたし、きっといつか行くことができるだろうと。

そんなわけで今回、色んなタイミングが合ったので、千葉出身のchiyokoと一緒に、1泊の予定で行ってまいりました!

お天気にも恵まれ、最高のお出かけ日和!

東京からわずか1時間ほどの距離なのに、海を渡るとまったく景色が変わってくるのにはびっくりしました。

こんなにこんもりとした、日本らしいやさしい色合いの新緑の山々をみるのは久しぶり・・・


ついでに、といってはなんですが、同じいすみ市にある、シュタイナー学園「あしたの国」も見学してきました。

さんざん道に迷い、地元の人をつかまえては聞いたりしましたが、やはり、知っている方は少なく、ようやく田植え仕事をしていたおじさまが、たまたま市役所関係のお仕事をしている人だったので、事なきを得ることに。

とっても小さな園舎で、周りはのどかな田舎の風景。

ラッキーなことに、当日はお休みの日だったのですが、父兄の勉強会があったため、直接先生にお話を聞くことができました。

園庭の向こうにひろがる山の中に、いろんな子供たちの遊びの場所があるとのこと。

是非、次回は説明会の日に来てみたい・・・

でも、やっぱり、通うことは無理な場所なので、本当に心を決めたなら移住は必至ですね。
ほとんどの方が遠方から通っているようですが、ここも藤野のシュタイナー学園のように、コミュニティーとなって行くのでしょう。

さて、うちの娘も小学校入園まであと2年をきりました。

どうする???


午後4時ごろ、ようやくブラウンズフィールドに到着。

子供たちは、早速、広々としたお庭に駆け出し、ハンモックややぎさんに大興奮。

目の前に田んぼの広がったなんだかとても懐かしい風景。

古い日本家屋の母屋や、かまどのあるカフェの建物など、どれをとってもすべてがバランスのとれた雰囲気です。

沢山の若いひとたちが、敷地内のあちこちで仕事をしていて、

「うん、これからの未来の若者の生活はこういう形になっていくんだろう・・・」なんて関心したり。

カフェでお茶をし、日の暮れていくのどかな景色をみていると、ここに着くまでに通り過ぎた、コンクリートに囲まれたショッピングモールや、川崎の工場の殺伐とした風景が、まるで嘘の世界のように感じてしまいます。

夕ご飯はスタッフの方と一緒に。

デコさんは不在でしたが、総勢10人をこえるにぎやかな食卓。(今日はウーフの人たちの休日の日でもあったので、本当はもっと人がいるみたいです。)

おいしいご飯をお腹いっぱいいただき、幸せ~。


夜はツリーハウスに宿泊なのですが、これがまた、子供の頃に夢に見た、木の上のお家です!
小学生の頃なんかにここに来ちゃったら、もう興奮しまくりですよね、これは。

南の島のフローネ(歳がばれる・・・)
こえだちゃんと木のおうち・・・(今でもあるみたいですね~)

2つのちいさなツリーハウスをつなぐつり橋に、子供は大興奮で行ったりきたり。
そのたびにお家も地震のようにゆらゆらとゆれるのですが。。。

しかもちょっとした危険な穴もあります!
これは・・・
自然の中にいるということは、常に緊張感も保たなくてはいけない、という仕掛けなのでしょうか・・・
ドキドキしましたが、実際、この穴はある種の「ネイチャー」の象徴だと、私は捉えました。。。

コンポストトイレとか、ちょっと慣れないととまどう物もありますが、どれもが綺麗に管理されていて、とても居心地のいい環境です。

エコだからいろんなことを我慢しなきゃいけない、というような、ストイックな雰囲気はほとんど感じません。
不自由なエコだと、やっぱり・・・楽な生活に慣れてしまった現代人にはちょっと違和感があるものなのかもしれませんが、これは、これからのエコな田舎暮らしのすばらしいお手本ですね。

すごいな~~~。

未来の田舎暮らしは都会生活よりも快適!


子供たちは長旅&興奮で早々と就寝。

私も慣れない車のナビで疲労感たっぷり・・・(ドライバーのだんなさんも、久々の運転で神経すり減らしたみたいです・・・)

でも、窓から見えるお月様の光、静かな虫の声に癒されました。。。

あっという間にみんな夢の国。



さて、翌朝は朝ごはんからスタート!

「昨日は不在ですみません~」と、デコさんの登場です。

わぁ~・・・お久しぶりです・・・って、デコさんはもちろん覚えているはずもないのですが、とりあえず自己紹介。

「あぁ、そいういば、すっごい昔にやったね、あそこでワークショップ!」と。

子供の教育の話などしながら、お食事を。

デコさんが、しみじみと娘をみながら、「うちの子が子供のころに、すっごい似てるのよ~」と。

スタッフの方が、「お父さんが一緒だからね!」(笑)

そうです、うちの旦那さん、他のお客さんに「あら~エバレットさん!」と声をかけられたり、スタッフの人からも「似てる!」との声・・・
(エバレットさんのようにイケメンじゃないですが、確かに体系とかなんか、ちょっと似てる部分もあるかも。仙人系・・・。デトックス大好きとか、趣味?も似てるみたい。)

そんなこんなで、和やかな朝食。

お味噌汁の湯気の向こうにみえるデコさん、なんだか、懐かしいというか、尼僧みたいな、高貴なんだけどしっかり人と地に繋がっているというか、深い、強い気を発してました。

でもしゃべるとお茶目。

そのバランス、やっぱり素敵~。


マクロビオティック、堅苦しいと感じられてしまう部分もあるのは事実ですが、結局はその人がどう自分の生活に取り入れ、なじませていくのか、ということがポイントなんだと。

デコさんのお話なんかを聞いていると、本当に楽しいですから!
なんでもあり、みたいで、でもちゃんと筋が通っている。

マクロビオティックは人が自由に生きるための方法だと、桜沢先生が言っていたことはこういうことなんだろうなぁ。と。

自分の人生は自分でクリエイトしていくものですよね。
誰かが道を用意してくれるんじゃなく、自分で歩いて確かめて、その先にある、自分にとっての価値あるものを見つけていく過程。

人と同じ人生がありえないように、何もかもは自分のオリジナルであって欲しい。
いや、そうあるべきだと思います。。。

その道すがら、私にとってはマクロビオティックが一つの道標であったし、それがあったからこそ今、こんな風に、自分に無理をせず生きられる道を歩んでこれたのだと思う。

やっぱり、地球上に住んでいる私たちは地球の環境があってこそ生かされているわけだし、そこをおろそかにしないで「生かさせて」もらえる未来を、もっともっと真剣にみんなで作り上げていかないといけないと思います。

デコさん、エバレットさんがいすみ市に移ってこられて、この土地は沢山の移住者が増えているようです。

これからも若い人たちを惹きつけていくであろうこの場所、これからもどんどん素敵に変化していくことでしょう。

そしてデコさんの脱力感に再び感激し、私もまた「絶対またきます~」と、決意を?新たに。


いいですね。日本の未来は明るいと思います。


写真はこちら
[PR]
by kamakuraecolife | 2010-04-30 12:46 | マクロビオティック