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8月、夏の終わりに。

本日のオーガニックアイテム

リサイクルコットンTシャツ


今日で8月も終わりです。
8月最後の日は台風・・・

ここ数年、いつも8月の終わりはお天気がぱっとしません。
そして、「ああ、もう一日海で泳ぎたかった~」と思いながら、夏が終わってしまうのです。

それでも、今年は例年にくらべ、頻繁にビーチへでかけて夏を満喫した、という気持ちもあるのですが。

今年はクラゲの話題を余り聞かなかったけれど、少なかったのかな?

そして去年より、一層太陽の日差しが強く感じたのは、気のせいでしょうか。。。?
(暑さ、というより、陽にあたった後のヒリヒリ度が違う!)

世の中では「インフルエンザの季節到来!」と、マスコミが大々的に取り上げ始めています。

子供の学校でも、水族館でも、音楽会の会場でも、消毒のための石鹸・アルコールなどが置かれていました

インフルエンザ・・・ワクチン・・・

このことについて考え始めると、はぁ、とため息が出てしまいます。


ホメオパシーのワークショップでも、ちょっとだけワクチンのことについて触れました。
でも、一方で、この話題に触れることはものすごいタブーだと、心の片隅で感じていたり。

とにかく、私たちのおかれている環境、というのは、人間にはコントロールできないものだらけで、今までの人類の歴史の中で、自分たちが地球に対して行ってきたことのしっぺ返しなんだ、という考え方に、私は異を唱える方法を持ちません。

人間がいろんな病を克服することができないまま、ただそれを排除していこうと考えるあり方、
それは、今、地球環境が直面している問題と根っこのところで繋がっている気がしてなりません。

雑草が邪魔だから、除草剤をまいて草を退治した。
でも、その除草剤が土地を汚染し、川に流れ、魚が病み、それを食べた人間の体を冒していく。

牛を育てるため木を切りつくし、農地に変え、農薬をまき、その牧草を食べた牛を食べて健康を損なった人間は、さらに緑が減ったための環境変化によって穀物の不作に苦しむ。

これは、ひとつの例にすぎないし、現実はこんなに単純ではないけれど、一人の人間の体で病、として起こっていることは、地球全体で起こっていることの縮図でもあるという気がしてなりません。

私たちが人間だけでなく、地球全体の環境を健康な状態に保つことに配慮しなくては、争いも、貧困も、病気も、消し去ることはできないと。

もう、ずっと昔からそういう警告は発せられていたのに、どうしてこんなになるまで放っておかれたのでしょうか?
それは、自分自身に対する反省も含めての問いかけです。


アル ゴアの「不都合な真実」が話題になってから何年たったでしょうか。
あのフィルムの中で出てきた映像の数々。

氷に覆われているはずの極地や高山が、土をむき出しにしている。
荒野になってしまった巨大な湖。

地球の変わり果てた姿に大きなショックを受けました。

15年前に自分が環境問題に興味を持ったとき、「これだけの事実が明るみにでているのだから、これからは少しずつ改善の方向に向かっていくはずだ」と思っていた期待が見事に裏切られた瞬間でした。


先日見た映画、「未来の食卓」の中で、アインシュタインの言葉が引用されていました。

「蜂が消えたら、その4年後に人類は滅亡するだろう」


いままさに、その現実が起こり始めているのではないでしょうか?

「人類滅亡」なんていうと、大げさかもしれないけれど、ここ数年で起こっている自然災害のすさまじさ、予測のつかなさ、そこから逃れられる場所なんて地球上どこを探してもみつからないでしょう。

そして、日本でも、いまや癌は3人に1人の罹患率です。

環境破壊と病・・・
私たちのご先祖さまは、こんな地球の、人類の未来を望んでいたのでしょうか?

本当に、子供たちが大人になったとき、世の中はどんなことになってしまっているんだろう。。。


でも、私は悲観しているわけではありません。今社会は大きく変換していってると感じています。
私の周りでも、エコカーに乗り換えている人がどんどん増えてきました。
「なんだかもう、お肉はそんなにいらないかも・・・」といい始める人が沢山います。
きっと、今度こそ、これからはどんどんいいほうに世の中が変わっていくんじゃないか、という期待の気持ちがいっぱいあります。

ただ、それを傍観者として見ることだけはやめよう、と。

日々の生活の中で、自分にできることはそんなに沢山はないかもしれません。
「あ~、また無駄にティッシュペーパー使っちゃった・・・」
そんな程度の反省しかできない次元の主婦生活です。

それでも、ちゃんと社会で起こっていることに関心をもって、自分にも責任があるんだということを意識して、やれることを地道に続けていきたいなと。


来年の夏は、きっと海の家に、自家発電のソーラーをつけるのが当たり前になっているはず!
食器はすべてリサイクル素材、または「持参」というのがポピュラーになっているかも。
海水浴客の使う日焼け止めは環境負荷が少なく、無添加のものが主流。

そんな1年後を想像してみると、なんだか楽しい気分になってきます。

また来年も、沢山、海で遊べますように!
毎日由比ガ浜のゴミ拾いをしてくれていた人たち、ありがとうございました!
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by kamakuraecolife | 2009-08-31 21:02 | 日々・・・

「未来の食卓」みました!

本日のオーガニックアイテム

オーガニックコットンキャミソール
オーガニックコットンタンクトップ


昨日、はるばる東京まで、見にいってきました。

「未来の食卓」

これはフランスのドキュメンタリーフィルムです。

南フランスの小さな村の村長さんが、「村の学校の給食と、お年寄りに宅配する食事をすべてオーガニックにする」と決めました。
フィルムはその村の1年の様子を追ったドキュメンタリーです。

のどかな田園風景が広がる村の美しい景観や、子供たちが美味しそうに給食を食べる姿など、ほのぼのとした情景が写されていく一方で、映像の要所要所に挟まれてくるショッキングな真実の証言。

ユネスコ本部での会議の内容、
(たとえば、フランスでは過去25年で男性の癌の罹患率が93%増加した、など・・・)
農薬や除草剤によって家族の健康が蝕まれている農家の人々の話、
子供たちの口にする食べ物に添加された「毒物」の実態、

私たちが知らない(知らされていない)真実を、真正面からとらえた骨太なドキュメンタリーなのです。

子供が癌に侵された母親のインタビューなど、涙なしには聞けない話も沢山ありました。

でも、この映画のいいところは、監督もいっていたように「希望」があるところ。
私たちが絶望するような現実があることは事実なのだけど、映画の中のこどもたちの屈託のない笑顔や、子供に給食を提供するセンターの調理師の人たちの顔が、どんどん、自身と確信にみちた「かっこいい!」表情に変わっていく様子なんかは、見ている私たちの心を打ちます。

そしてそして、何よりも、私はこの村長さんに、心から拍手を送りたいです!

こんな大それた決断をして、村のみんなを引っ張っていった村長さん、映画の中では決して語られなかったであろう多くの苦難や障害があったことでしょう。

でも、彼は言い切りました。

「相談相手は自分の良心、それしかない。」


実際、そんな風に思ったとしても、それを基準に物事を決断するのが難しい世の中。

彼のような立場にある人が、そういいきってしまう「覚悟」に、ものすごく、感銘をうけました。


「慣行農業の農家」と、「オーガニック農家」の話し合いのときも、彼は「物事は対立ではなく、話し合うことで解決していくものだ」といっていました。

そう、大人同士の相互理解というのは、そうであって欲しい・・・
でも、日本の国会中継や選挙運動の様子を見て、「これって・・・?」と思うのは、私だけじゃないはず。

いろんな利害関係、社会的立場があると、人は個人の理想だけでは生きていけなくなってしまうのが悲しい現実です。


私自身、「ベジタリアン的」食生活を送っていて、そのことに後ろめたさを感じてきたこと、沢山ありました。

人とのかかわりや社会の中で自分の意思をつらぬこうとすることは難しいです。

自分自身は対立するつもりでなくても、何かを「排除」しているように受け止められることもあるし。
私のような小市民ですらそうなのですから・・・


日本の村にも彼のようなリーダーが現れてくれたなら!

そして、この村の試みが、外部からの「圧力」なんかに屈することがありませんように、
周りの村を巻き込み、世界中の多くの人々の模範となりますように。


でも、私はこれからの日本の農業も少しずつ、変わっていくだろうと期待しています。
この映画をきっかけに、若い人々が日本の農業の現状や問題を知って、それを変えていく方法を見つけ出してくれることを。

実家が農家なだけに、わたしにとっても「農」にかかわる現実は他人事ではない問題です。
自分なりに勉強はしていっているつもりだけど・・・
「農業」を基盤にして生きることの厳しさも少なからずみてきたので、簡単に「オーガニック」を語れないことも重々承知しています。

でも、この映画の原題、
「Nos enfants nous accuseront」 「子供たちは私たちを告発するでしょう」
という現実を、私を含めた大人たちは、決して見てみないふりはできないはずです。


この映画の監督、ジャン ポール ジョーのインタビューから抜粋します。

Q「この映画をどんな人にみてもらいたいですか?」

「環境問題を考えたとき、世界を変えていくには、子供たちとそして、母親の役割が大きいと思います。母親というのは人生を守る人だと考えています。父親はそれを助ける人で、実際生活を作るのは母親です。そして、この作品を作るにあたって、私は最後に必ず希望を残したかった。
今、すぐに行動すれば希望は失われないという希望です。」


お母さんたち、私たちには重要な役割があります。
子供たちの未来に「誰か」が責任をとってくれるという保障はどこにもないのです。

私たちが子供たちの未来に責任をもつということはどういうことなのか、この映画はその答えの一つを語ってくれています。

問題は山積みなのかもしれませんが、みんなで出来ることから一歩一歩、進んでいけるといいですね。


ぜひ沢山の人に見てもらいたい映画です。
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by kamakuraecolife | 2009-08-27 17:06 | オーガニック