ちょっと乱雑な文だけれども。
思いついた時に書いておきます。。。 ここのところずっと、繰り返し読んでいる本がある。 「時間のない領域へ」 「魂の絆」 マイケル J ローズ 今までずっと、「時間というものは存在しない」とか、「現在・過去・未来というのは、直線的時間の中での定義であり、本来時間というものは一直線に流れているものではなく・・・」などという話を聞くたびに、なんだか雰囲気としてはわかるような気はするけれど、でも、実体験できるわけじゃないから、 「過去の出来事が未来でもあり・・・」「過去を変えることができる・・・」って、え~、どういうこと?なんて、頭の中でシュミレーションしてみるのだけれど、どうもしっくりこない、と、もどかしさを感じていた。 だけど、この本を読んだとき、この体験がリアルに自分のもののように感じられて、(何というか、自分自身がまさに体験したような・・・した記憶を思い出したような・・・?)ようやく、「そういうことか!」と、腑に落ちた。 未来の自分が過去の自分にどう影響を与えているのか、ということ、 今この瞬間に、過去の自分も、未来の自分も存在しているということ。 (その意味では、前世というものは存在しなくて、その違う生を生きている自分も、またこの瞬間に存在しているということ) 最先端の物理学でも、時間は伸び縮みする、ということが言われたりしているようだけど、(量子力学の世界、ヒモ理論と言われているものでも、結局まだ結論が出たわけではないようだけれど・・・)単純に好きなことをしていると時間が短く感じ、嫌いなことをしていると時間が長く感じる、これは、単に感じる、というだけでなく、実際そうなんだ、ということ。 ヨーロッパに住んでいると、いくつかの国ではサマータイムが採用されていて、ある日突然、時計の時間を1時間早めたり遅らせたりしなきゃいけない。 時間が増えたり減ったりするんだ・・・ 普段は時間に縛られて生活しているけれど、そう考えると、案外時間なんていい加減なものだ。 ある国では夏のある日に、勝手に時間が伸びちゃうんだから。 一度、自分にも「時間が消滅する」という体験があった。 カフェで働いていた時のこと。 その日は余りの忙しさに、とにかく無言でじゃんじゃん洗い物を片付けていた。。。 みんなそれぞれの役割に徹底して、まるで機械のように、それでも流れるようなスムーズさで仕事をこなしていた。 私はただただ、無心で目の前に積まれた洗い物を片付けていた。 自分には、その時間がほんの5分ほどに思えた。 ふと、我に返って時計を見たら、なんと1時間近くたっていたのだ。 見間違い!?と思って何度も確認したけれど、やっぱり1時間近い時間が過ぎていた。 あれは何だったんだろう、と時々ふと思い出すことがあるのだけれど、なんとなく、あの時の感覚を思い出すと、「時間がない」というのは、ああいう感覚なのかな、と思ったりするのだ。 まあ、それはとにかく、この本を読むという体験は、「時間」についての自分の感覚を大きく変化させてくれた。 「時間がない」という世界がどういうものか、ということを、リアルに体験させてくれた本。 そして、「自分自身が現実を創造する」ということについても。 「自分の現実は自分が創造している」ということについて、ずっと自分の中で腑に落ちない事があった。 世の中に起こる色んな出来事に対し、反応している自分。 でも、その反応こそが自分の人生を作っているとしたら、この反応の仕方を変えれば自分の人生は変わるということ、それはなんとなくわかる。 でも、例えば一つの事例として、 今、自分は原発に反対している・・・ その事を、自分は自分の人生にどう反映させているか、ということを考えてみる。 後始末をしない人たちに対して、怒りとして対応したならば、自分は怒りを人生に反映させる。 怒りを自分の人生で表現していくことになる。 自分は怒りというよりは、ただ単に、真っ当な対処をして欲しい、普通に安全な生活を送れる環境を選びたい、それを訴えたいだけなのだけれど・・・これも、一歩間違えれば怒りの表現になってしまうかもしれない。 それは、気をつけてはいる、というか、怒りは物事の解決には結びつかないと思っているけれど、無関心でいる自分はやはり納得できないのだ。 このバランス、というか、主張することと無関心でいることの間、という位置に、バランスよくおさまるのは・・・難しい。 そもそも、だったら何も考えずに・・・というか、何も知らずにいた方がいいのだろうか、と思ったりもするのだ。 でも、本当にそれでいいのか!・・・答えは堂々巡り。 だけど理解できたこと、それは、人は、それぞれ違った視点で、違った世界を見ている、というここと。 本当にそれは、驚く程、それぞれに違った世界なのだ。 311後に数人の人のブログを閲覧していて、その事にはっきりと気付いた。 当たり前のことだけれど、それぞれの人が、それぞれのフィルターを通して見たものを伝えている。 誰かが間違っている、というわけではないけれど、客観的に見てみると、その人たちそれぞれの見る311後の世界が、それぞれ、実に違った風に展開していっているのだ。 「自分の現実は自分が創造している」というのは、こういうことか、と、その時にはっと気づかされた。 例えば、だけれど、違う国で311後の福島の現状など知る由もない人にとって、当たり前だけれど、それは「その人の現実にはない世界」の話でしかない。 反対に私たちだって、今紛争で傷ついている人たちのことを、いったいどれだけ現実のこととして受け止めていられるだろうか? その人たちの見る世界には、フクシマは存在せず、目の前にある戦闘を生き抜くための、死と隣り合わせの現実が繰り広げられているのだ。 そう、世界は広く、ひとりひとりの人は、違った現実を生きている。今この瞬間に。 それは、いくつもの映画が、何億本も、同時に上映されているような状態と言えるかもしれない。 フェイスブックなんかも、興味深い現実だ。 一人の人のタイムラグを追ってみたとしたら、全くオリジナルなその人の人生の一部をたどってみることができる。 友達であったとしても、全く違う日常、違う視点で日々過ごしていることがわかる。 だから、いわゆるサイキックと言われる人や、アカシックレコードを読み取れる人というのは、このコンピューターの世界のプログラムを、自由に渡り歩く事のできるツールを持った人の、別バージョン?みたいな人の事だ。 そういう意味でも、科学の世界と、スピリチュアルと言われている世界は、いつか融合していくものなのかな、と思ったりする。 話があちこちに飛んでしまったけれど、要は、自分が「現実」だと思っていることが、他の人にとっては全然「現実」じゃない、ということ、それくらい、「現実」なんて個人的なモノでしかない、という事が、よ~く理解できたような、、、気がする。 あとおまけにもう一つ、 この本の中に、「善も悪もなく、ただそれぞれが進化の中での役割を果たしているだけ」というのがあって、それはまさに、自分のモヤモヤの答えとなった。 いわゆるイルミナティとか、グレイとかいわれている存在も、宇宙全体の進化の中での役割を担っている。 宇宙の始まり、全てのものの始まりは「一つ」であるという定義をするならば、「彼ら」「私たち」という区別は究極的には存在しない。 だから、彼らの役割さえ尊重する。 今まで、スピリチュアルな世界を覗いていると、いわゆる「悪役」扱いの存在が登場してくること、どこか、その事を不自然に感じていた。 「私たちは一つの源からきている」 と言いながらも、 「あいつら」 がいるって、どいうこと? それじゃあ、「善と悪の二元論」と同じじゃないの?と。 でも、その事に、実にしっくりとくる答えを出してくれたのも、この本でした。 究極的には「愛」だ、と。 それは・・・解っているつもりだけど・・・・だけど。。。 最後に、 怒りによって起こした行動は、怒りとして帰ってくる。 恐れによって起こした行動は、恐れとして帰ってくる。 自分の創造したもの、想像したものは、自分に戻ってくる、という単純明快なしくみ。 これも、今まで「うんうん、解った解った。」なんて解ったつもりでいたけれど、一見、「~のために!」と善意からおこしているつもりの行動でさえも、その動機を吟味してみたならば、「~のために」なっていない、という落とし穴が、実は、身近なところにある、という事にも気づかされました・・・ それは、例えば、森林破壊による生態系の崩壊を「恐れて」植林を始めたとしたなら、その「恐れ」が現実に現れる、ということ。 そうではなくて、自然に対する愛、尊重の気持ちを持って「植林」したならば、その「愛」が現実に現されるということ。。。 等など。 あ~、なんだか、色んな事がすっきりした。 メモ書きのようにつらつら書いてしまったけれど、興味のある方は是非。 他の著書もたくさんの気づきを与えてくれると思います。
by kamakuraecolife
| 2013-04-07 06:26
| スピリチュある?
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