誰のために殺すのか?

毎日、世界のどこかで戦争・紛争が起こっている。

自分は直接的には関わっていないようなつもりでいるけれど、実は、気づかない部分で、必ず加害者の側に繋がっている。


銀行に預けている貯金。

その銀行は、世界のどんな企業に融資しているか・・・
武器を製造する国外の企業に、日本の大手銀行は投資している。


毎日の食べ物。

どこかの大企業が、農民から搾取した作物を使っているかもしれない。
巨大農場、食品工場が、その地域の自然を汚染し、それによって破壊された自然環境が紛争の火種となっているかもしれない。


衣服、そして家のなかの家具たち。

安いから、と安易に購入する衣料品のほとんどは、安い労働力と資源の搾取によって作られている。
綿花を作ることで、どれだけの土地が農薬によって荒らされ、大量の水が川や湖から消えているか。
家具に使われている安い木材は、熱帯雨林や他国の森を切り開いて、運ばれてくる。
土地を破壊され、貧しくなっていく国々は、資源を奪い合う。
物流にもかかせない石油こそ、紛争の火種となっている。

そんなことを拾い上げればキリがない。

だけど、私たちの生活は、だれかの犠牲の上に成り立っているものだということを、きちんと認識しなくてはいけない。
綺麗事じゃない。
これが私たちの現実だから。


今日本は国民皆兵制へと進む危険をはらんでいる。

自分たちの子供が、将来、戦地へ赴く可能性があるということだ。


もしも自分が銃を持ち、戦地で戦わなければならなくなった時、何を考えるだろうか。

銃口を敵に向けて照準をあわせ、引き金を引く瞬間、何を思うだろうか。


時々、その情景がリアルに、自分の眼前に広がってくる。


そしてある時、ビジョンを見た。

ひょっとしたら、こんな話をどこかで聞いたのかもしれない。

だけど、私自身は完全にそのビジョンの中に存在する一人で、リアルに、これを体験したのだ。


私は、すべての人に、このビジョンを体験してもらいたいと思った。

多くの人が、そのビジョンを共有することで、それは現実になるから。

これは、今この瞬間に、世界のどこかで起こる物語。





一人の兵士が、荒涼とした丘陵地帯の地面に這いつくばって、銃を構えている。

周囲には、同じ部隊の若い兵士たちが、同じように息を殺して銃をかまえ、身を伏せている。

この先に続くでこぼことした砂山の、その岩影に、敵が潜んでいることは確実だ。


どちらが先に攻撃を仕掛けるのか。

沈黙の時間が過ぎていく。


兵士は、ぴったりと銃に身を寄せながら、遠くの敵の影を探す。
相手も、同じように自分を探しているはずなのだ。

見ず知らずの相手とのにらみ合い。
知らないはずの相手の顔が、眼前に浮かぶ。

どんな相手が、自分を狙っているのだろう。。。

今にも、相手の放った銃弾が、自分の体を貫くかもしれないのだ。


緊張の限界にあった兵士の心に、ふと、押し殺していた疑問が浮かんできた。

いったい、自分は、知らない相手になぜこんな殺意をもたなくてはならないのだ?

いったい、相手を殺すどんな理由が自分にあるというのだろう?
自分が相手に殺されなくてはいけない理由は、何なのだろう?

自分が何をしたというのだ。
相手が、自分に何をしたというのだ。

自分たちはそれぞれ、幸福と自由の為に戦っていると思っている。
守りたい家族、仲間がいる。
それは、自分も相手も同じはずなのだ。

でも、その同じ思いをもった人間の幸福と自由を奪って、自分がそれを手に入れることが、幸福というものなのか?

そんなはずはない。

すべての人の幸福は、殺し合いから生まれるものではないはずだ。

人を殺した自分が、幸福になれるだろうか?

なれるはずがない。

それならば、私たちは、何を手に入れるために殺し合おうとしているのか?

誰のために?

いったい、誰のために?


兵士は突然、立ち上がった。

もう、自分のこの心の声に逆らうことはできないと思ったからだ。

「私は、だれも殺したくない。ただ、幸福な生活が欲しいだけなのだ。
誰かの命と引き換えに手に入れる幸福なんて、あるはずがない!」

兵士は叫び、銃を捨てた。


敵の兵士たちの銃口が、一斉に彼に向けられた。

その時、

近くに身を伏せていた兵士が立ち上がり、同じように、銃を捨てた。

そして、それを見た兵士がまた一人、また一人と・・・


次々と兵士たちは立ち上がり、静かに銃を地面に置いた。

味方の部隊全員が、銃を捨て、丘の上に立ち上がったのだ。


それを見ていた敵の部隊の一人が、岩の影から姿を現し、そして、銃を脇に投げた。

後ろを向き、仲間たちに声を上げた。

「うちに帰ろう。誰も殺す必要はないのだ。」


一人、そしてまた一人と、敵の兵士達が立ち上がり、銃を捨て、声をあげた兵士のもとに集まって来た。


両軍の兵士たちは、遠くてお互いの顔は見えなかったけれど、心の目で、相手の目を見つめた。

両軍の兵士たちは、お互いに背をむけ歩き始めた。


兵士たちの去った後には、使われなかった銃だけが残されていた。



戦争は終わった。

世界中の戦場で、その瞬間に、すべての兵士が銃を捨てたからだ。



私は、最初に立ち上がる兵士となれるだろうか?
ビジョンの中で、私は彼自身でもあり、傍観者でもあった。

誰かが立ち上がるのを待っていたのでは、誰も立ち上がることはできないだろう。



この映像の中に、立ち上がった兵士たちの姿がありました。
彼らの心にある苦しみと、怒りと、悲しみが消え、本当の平和が訪れる事を願っています。

そして、子供たちには「殺す」ことを教えるのではなく、全ての人の平和のために、銃ではなく、「思いやる」心を持つということを教えられる大人でありたいと思います。


最悪な間違いだった...(目覚めはじめたアメリカ兵) .

http://www.youtube.com/watch?v=R4Z1avRGWiU
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by kamakuraecolife | 2013-03-20 20:55 | スピリチュある?
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