何かの本に書いてあった言葉。
「あなたがもし、何かが足りないと感じているとしたら、その原因はただ一つ、あなたがそれを人に与えていないということです。」 これは、「愛」というものに対しても、あてはまる名言だと思ったのですが。。。 むかしから、恋愛ネタとかにあんまり興味がなく、親しい友達からもずっと後になってから、「マミコの前ではなんとなく恋愛話はタブーな雰囲気だった。」と言われたりしてびっくりしたことがあった。 そしてなぜか、失礼なことに、私が「一生結婚しない」と思っていた友達が沢山いた。。。 確かに、20代の浮かれがちな年頃の時でも、どうしてみんな恋愛の話ばっかりするんだろ、他に話すことないのかな、なんて不思議に思っていたりもしたし、学生時代なんて片思いまっしぐら・・・というか、現実的な恋愛が出来ずに、ず~っと、飽きもせず、遠くに引っ越しちゃった同じ男の子のこと、ぼんやり片思いしてた不毛の青春(笑) そこを通り過ぎたら、今度は「なんで男っていうのは、”男女の友情なんてありえない”なんて言うんだ!」「ゼロか100か、人間関係ってそんなもん?」と憤慨し、正直、げんなりしていたというか、男子に失望した長い冬の時代。 そうだ、恋愛というのは私の得意分野じゃない。 片思いといったって、頑張って振り向いてもらう!みたいなけなげな乙女心ではなく、「自分が好きだったらそれでいい」という、完全な自己完結型だったし・・・ ある意味、ストーカー的な?・・・(怖・・・) こんなこともあった。ずっと片思いしてた先輩に、バレンタインデーにチョコを渡したとき、 「俺、今彼女おらんけん。」(九州弁)と言われて、 「そうなんですか~、もったいないですね。」とあっさり返答し、会話終了・・・ ずっと後になって、「先輩、何で私にあんなこと言ったんだろう?」と思い出し、友達に尋ねたら、「アホか。」と言われた。 その後も、何年も片思いしてた男の子が、「今、彼女おらんっちゃんね~。」(再び九州弁)って、同じこと言ったんだけど、「そっか~。」ってスルーして、何ヶ月もたってからその言葉を思い出したりとか・・・。 そう、私はアホ。 恋愛というテストはいつも落第点だ。 大人になってからも、だいたい、男の人っていうのは何で、女の子の話ばっかしてんの?とか、 何度も食事とか行って、すっごい仲のいい友達だと思っていて、「私たち親友だよね~」と言ったとたん、連絡もくれなくなったあいつ・・・とか、 突然告白したりするけど、あの、まともにお話もしたことないと思うんですが、それで「好き」って、何が好きなんですか?(いや、「何が目的なの?」が本心。)・・・とか、 男子の気持ちが全く理解不能だった。 (いやもちろん、私の気持ち悪い片思いだって、男子には理解できないと思うけど。。。) 私には、みんなが口々に連呼する、「愛」とか、「好き」とか、どうもいまいち理解できてなかったんだ、ずっと、長いこと。 それでも、まがりなりにも人間関係の中で学んできた。 そして、いつしか、自分の中で、巷で言われている「愛」と、全く違った「愛」があるってことを、ようやく発見した。いや、やっと「理解」できた?・・・(いや、もしかすると、思い出した?・・・) 究極は子どもに気付かされたのですが。 こんなに、何があっても「好き」と思いきれる関係があるなんて、今までの自分にはちょっと想像できなかった。 無償の、なんていうと大げさだけれど、何のためらいもなく、疑いの気持ちもなく、恥じらいもなく、相手がどう思おうとも関係なく、「好きだ!」と断言できる存在が、ここにある。 家族があるということが、私にとっては「愛」というものの、本当の、そして多分初めての本気の学びの場になったんだと思う。 もちろん、これは始まったばかりの事だけれど。 子どもが成長するにつれ、お互いが示す「愛情」の形も変わってくる。 それでも、この存在が与えてくれるゆるぎなさに、どれだけ驚かされているか。 そして一方で、自分の足りなさを目の当たりにさせられる。 自分が与えられる「愛」が、こんなにも貧相なものなのかと、愕然とさせられたり・・・ だけど唯一、「この人に嫌われたとしても、この人をずっと好きでいつづける。」という確信は、今までの自分が持ったことのない感情。 恋愛にあれだけ情熱不足だった自分が、理解不足だった自分が、人に対してこんな感情をもつ、というだけでもすごい変化だと思う。 そう、自分にも、自分の中にもこんな「愛」という感情が存在したんだ、という発見。 (これが落とし穴ってこともありそうだけど(笑) 「こんなに愛情そそいだのに、何で親の思い通りにならないの!」って、よくある親子関係の泥沼。) もちろんこれは「恋愛」における「愛」の形とは違うけれど。 ただ、「愛」というものの本質についての学びを、ようやく、この歳で、始める事が出来たんだなあと。 あれはこういう事だったのか、とか、今になってみて理解できることが沢山ある。 それだけでも、人として、多少なりとも成長できたのかな、と。 それにしても、「愛」というのは、誰にとっても人生最大のテーマなのでしょう。 世の中には、そして私のまわりでも、「愛」の不在が満ち溢れている。 私だって、人に十分与えられるほどの「愛」を持ち合わせていない人間だ。 だけどもし、また「恋愛」というものに関わることがあったとしたならば、(確立はほぼないだろうけど。。。)今ならもっと違った理解ができるだろうと思う。 相手に対しても、そして何より、自分に対しても。 今は少なくとも、「愛」というのは自分の外側に存在するものではないということが、ちょっとだけわかったような気がするから。。。 私にとっては「満たされなさ」よりも、「与えられない」ジレンマのほうがテーマのようです。 いずれにしても、まずは自分自身を「愛する」ことなんですが。それはなかなか・・・簡単とはいえないかな。。。 子どものころから、親の「愛」を得るための、無意識の刷り込みを誰しもが少なからず持っているはず。 そのパターンからの脱却は、なかなか手ごわいテーマです。 せめて、そのパターンに気付いたなら、自分の子どもに同じ刷り込みをしないよう・・・ あ~、手遅れじゃないかなぁ~~(汗) というわけで、まだまだ、これはスタートライン。 私たちが、人間として進化するためにはどうも、この「愛」がすべての鍵を握っているようですよ。 あなたは、自分の人生で、何かが不足していると感じていますか? message あなたは、「愛」を誰かに求めていますか? 「愛」は要求して得られるものではありません。 「愛」は見返りを求めないもの。 「愛」は与えるもの。 自分の本質が「愛」であることを思い出したなら、何かを探し求める人生は終わり、あなたがそこに存在するだけで、すべてが完璧であったということに気づくことができるでしょう。 そして、人生とは、それを人と分かち合う喜びの体験なのだということを、自然と理解できるでしょう。 花をみてください。 花は、「愛」そのものです。 人と「愛」を分かち合う人生というものを、花はあなたに教えてくれます。 あなた自身が、花となり、与える人となってください。 人類の愛と平和を語るとき、まず、あなた自身の心のうちに、愛と平和が存在することを認めてください。 「もしも、あなたが愛の考えで行きづまっていて、いったいどうなっているのか理解できないとすれば、あなたの問題は、愛をあなたの外に探し求めていることです。 あなたはあなたの人生に意味を与え、あなたという存在を正当化するために誰かを探し求めているのです。その人が見つからないと、あなたは怒りを覚え、自分は価値のない存在だと感じます。これがあなた方が育てられてきたパターンで、それはあなた方の両親や社会が教えてくれたものです。 何度もくりかいえしていってきたように、あなた方にできる一番大切なことは自分自身を愛し、地球を尊敬することです。 しかし、あなた方はいつもこのことを忘れては自分自身を完全な存在にするために、次の人間関係を探し求めています。 あなた方は誰かとの関係が何かなければ、一人前でないと感じるのです。 したがって、あなたは孤独を感じます。一人でいるということをマスターしなければなりません。孤独感とは、単なる気持ちの状態にすぎません。 (中略) あなたが自分自身を愛し、誰か別な人に自分を愛してもらう必要性にこだわることを止めれば、誰かが提供するものを受け入れることができるようになります。 自分自身を大切にして、まやかしの愛に満足してはいけません。 もし、あなたがパートナーを探すことに決め、あるいは誰かと周波数を交換することを決めたのに、現れた人が自分が望んでいたような人ではなかったとしても、その人を自分のニーズに応じるように変えようとして愚痴をこぼしたり、文句をいったり、ふくれっ面をしたりしないでください。 あなた自身の価値観を設定したのに、それが創造されなかったならば、そのときはあなたの現実を変えて、あなたの価値観を反映する人に出会うまで、一人で道を歩き続けてください。 その間、自我への愛の周波数を出しつづけ、自我を尊重し、地球での旅は他人との関係において”自分を発見する旅”であることを理解してください。 夫や妻ということだけではないのです。地球での旅は、多くの存在の生命に触れていくなかで、あなたの肉体を尊重し、自我の独自性を尊重する旅です。 つねにあなた自身が自我とともに活動し、自我を進化させてください。」 『プレアデス+かく語りき 地球30万年の夜明け』より
by kamakuraecolife
| 2012-10-15 02:48
| スピリチュある?
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