なにもない豊かさ。

梅雨が明けたとたん、ものすごい夏の日差しが連日続いています。

さすが沖縄・・・

数日で、こんがり小麦色の娘と私。


朝7時半の登校時にも、太陽はぴかー!っと輝いてます。

「う~ん、やはり夏場の徒歩移動はきついか・・・」と、車のことが頭をよぎる・・・



沖縄は車社会。

特にここ北部の田舎町において、車なし生活というのは、まずありえません。

子どもの通学も、ほとんどが車です。

私も小学校時代、九州のど田舎に住んでいましたが、みんな30分とかそれ以上かけて田んぼのわき道を歩いて通っていたけどなぁ。

車通学なんて、病気とか、よっぽど理由がないと許されなかった記憶が。

でも、沖縄にはそういった規定はない様子。


在沖縄の友人が、「こっちは5分の距離だってあるかないよ~」と言っていたけれど、確かに、道を歩いている人をほとんどみかけません。

自転車だって、ほんと~に、と~きどき。


しかし確かに、この夏の日差しが数ヶ月続くわけだから、とりあえず車ないと夏場は無理ですね。

さて、うちはこの夏をどうしよう・・・?


この間、中古車物色してみたけれど、でもやっぱり、なんか自分が車を運転する、というのが腑に落ちない。

免許取得した十数年前から、「自分には運転はむかないから、できれば一生ハンドルは握らずに生きて行こう。」と心に決めて(?なんのための免許証??)、それを守ってきたのだけれど、ここに来て、その決心がゆらぐ・・・

でも、やっぱり、せっかくの田舎暮らし、ここで石油頼りの生活になるのか、というのが、ちょっと納得いかない部分でもあり。


むかしむかし、車がなかった時代みたいな生活に戻ってみてもいーんじゃないかな~って。

お買い物も近所で済ませ、遠方に行くときはみんなで乗り合いバスとか。

バスの本数増やして路線増やして、もっと使いやすくするとか。

田舎だからこそ、車必須という生活、なんか矛盾・・・?


沖縄もね、木が道路わきに茂っていて、木陰があれば全然歩けるんですよ。

それが舗装されたり、道脇にいろいろ建てちゃったりして、街路樹が少なくなっちゃったから、カンカン照りの太陽にさらされてしまうようになっちゃったんじゃないかなあ。

町や村の開発には、そういう気配り大事だなぁ、って、しみじみ思う今日この頃。


だって、あのコンビニの駐車場の前通るときが一番過酷!

頭上から降り注ぐ真夏の日差し、アスファルトの照り返し、逃げ場なし!

あそこにほんの2,3本の木があれば、木陰を歩けて全然苦痛じゃないのに~。


なんて、ぶつぶつ言っているうちに、そろそろ学校も夏休み・・・

夏はしばらく鎌倉に戻ります。

ってことは、やっぱりしばらく車はいらないかなぁ・・・?



引越しのドタバタもようやく静まり、子どもの見送りからお迎えまでの時間にようやく一息つける余裕が出来た今、

(そして、なんと昨日から、通学途中から一人で歩けるようになった娘!どうぞこれが続きますように~。娘は片道だけど、かあさんはまた来た道、こげこげしながらもどんなきゃだからね~!)

学生時代に初めて一人暮らしをしていた頃の記憶がよみがえってきました。



ケータイもパソコンもなかった時代、学校がお休みの日は電話線抜いて、好きな音楽かけながら一人っきりの時間を心ゆくまで堪能していた、あの頃。

窓から見える港の景色をぼんやり眺めながら過ごした至福の時間。


今は海の風景ではないけれど、窓から入ってくる風と、緑の木々の色と、抜けるように綺麗な青空を、ただ感じるだけの時間。

パソコンが通じなかったひと月、本当に、生活が静かだったなぁ・・・


豊かだなぁ、と思うのは、

情報や、モノや、予定や、そんなこんなが何も「ない」ってことだったんだよね、ということを、しみじみと感じます。


ここには店も、移動するための車も、テレビも、街頭もないけれど、

うっとりするような山の緑と、澄んだ風と、虫の音だけの静かな夜と、まぶしくて目が覚めてしまうくらいの月明かりがあります。
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by kamakuraecolife | 2012-07-04 10:06 | 沖縄生活
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