空の上のお正月。 オランダ日記⑧

2011年1月1日、オランダスキポール空港からアリタリア空港でローマへ。。。

チケットがとれずに帰りは経由便という悲しさ。

ローマでのトランジットは3時間ほどなので、まぁ、新年はイタリアンでも食べてローマ(空港)の休日を。。。

しかし、久しぶりのローマフィウチミーノ空港。

なんだか、景気の悪さを反映してか、いまいち、、、「気」が良くない感が。

入ったトイレも5つのうち3つは壊れてるし、(便座がないやつとかいましたが、みんな直接座るのか!あの細いふちに・・・・)

な〜んか、レストランも「古さ」だけではない、手抜き感が。。。

だけどさすがイタリア、空港のレストランでもお味はgood。唯一の救い。

お〜、やはり米の調理加減がうまいね〜、と、リゾット食べてみたり、
柔らかめなのは仕方ないけど、ちゃんとジェノベーゼの味だね〜、とか。


ただし、アリタリアの機内食・・・
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なんだか、全体的に乾燥してるし、え〜と、「時間たってるね〜」感いっぱい。。。


2回目の時は、ふたを開けた娘が
「きゃ〜!きのこ!!!」
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なんだか、気味の悪い生っぽいきのこたちが・・・

唯一きのこだけが苦手な娘には、悪夢の出来事だったようで。

フルーツも、しなってて、悲しい感じ。


で、私のところにきたのは、、、
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あれ?ベジタリアン頼んだんですが?

間違えて乳製品オッケーのベジタリアンミールが運ばれてきました。
(あのきのこたちよりはこっちでよかったかも。。。)

フルーツ、死んでる、、、

枯れたチコリと、乾き切ったパルメジャーノ。。。しかもでっかい固まり。。。

パルメジャーノは、味はさすがに悪くなかったです。
でも、こんな、大雑把な雰囲気の機内食も初めてだったなぁ。

アリタリア、大丈夫か!?
不景気だけど、頑張ってくださいね〜。



食事のことはなかったことにして、窓からの美しい新年の景色を眺めました。

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天国の近くにいる、っていう感じ?



凍った大地に太陽が昇る瞬間。
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夜中に窓を開けたときも、目の前にオリオン座と満点の星、そして地上のロシアの街の明かりがはっきりと見え、幻想的な、なんとも言えない風景でした。



うわ〜、街が凍ってる!
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そしてこれは!
「ナスカの地上絵」???
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上手く写ってないですが、なんだか不思議な幾何学模様が大地に描かれてました。

ロシアの外れくらいだったかな、怪しい。。。



でも、こうやって飛行機の上から空の風景を眺めていると、自然のつくりだす色や、形の美しさに心を奪われます。

太陽が沈む瞬間の色の移り変わり、

そして太陽が昇る時の光の輝き。

美しい、という言葉じゃ足りない、感動的な風景です。

神様は、すごい。

そして、地球は美しいなぁ、と。


でもその反面、地上の風景を眺めていると、ふと年末のニュースが頭に浮かんできます。

オランダのお隣、ドイツやフランスは大雪や大寒波で大変なことになっていたみたいですが、こんな「異常気象」の影響で、世界中の沢山の人たちが大変な思いをしてこの新年を迎えたということ。

私たちはこの美しい地球をどれだけ汚し、苦しめているのか、ということを、余りにも長いあいだ気づかずにいて、
そのほころびを見てみぬふりを続けてしまったため、ほどけ始めた糸はどんどん勢いをまして、もう元の形に戻すことができないくらいのところにきてしまっているのではないでしょうか?

一見静かに、神々しくみえるこの風景のなかに、沢山の哀しさがかくされているのかもしれないな、と。


そして、視界にうつる地上の景色の中に、凍った大地で生きる沢山の会った事のない人たちの人生があるんだなぁ、と思うと、自分が日本に居て、周りにいる人たちとどれだけ小さな確立の中で出会ったのか、ということを、改めてきづかされます。

去年も沢山の出会いがあり、こうしてまた新しい年を無事に、家族と迎えることができたことに感謝しなくてはいけないな、と。

そして、またこの新しい一年を、そのことを忘れずに、日々を大切に過ごしていきたいな、と思いました。

(新年早々、機内食に心を乱されている場合じゃない!)


空の上のお正月、なかなか素敵な年初めです。
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by kamakuraecolife | 2011-01-15 22:25 | オランダ
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