なんちゃってマクロビ?(マドンナ風に「プチマクロ」の方がかわいい?)
ゆるベジ? な私たち家族が、オランダにやってきて一番大変なのは 「外での食事」、 一番楽しいのは 「うちでの食事」。 なぜならば、チーズ大国、酪農大国のオランダのカフェで、お肉とチーズの入っていないメニューを探すの不可能に近いから。。。 その反面、スーパーの中でもオーガニック商品が沢山あるし、なんといっても安い。 オーガニック系のお店も沢山あります。(特にアムス市内) とにかく、買って帰るものには、ものすご〜いチョイスがある。 この落差もすごいんですが。。。 アムスみたいな街ならば外食も色んなチョイスがあるけれど、ちょっと郊外の普通のカフェとかだと、だいたいメニューは決まってます。 サンドイッチ各種(基本はオープンサンド) パンナクッケ(オランダのパンケーキ) スープ(オランダ名物豆のスープもありますが、おなかゴロゴロに注意!ベースはほぼ肉。。。) これがベーシックな感じ? お家でも朝昼晩と、チーズは必ず食卓に上るので、美味しいからちょっぴりいただくけれど、毎回となるとさすがに。。。 乳製品摂るなら、生野菜も欲しい〜、と思って、カフェでかろうじて見つけた野菜名の入った物をオーダーすると、こんな感じ。。。 「ルッコラとチーズのサンドイッチ」 ひえ〜、チーズがあふれてますけど〜。 ルッコラはチーズの下に隠れていた。。。 味は確かに美味しいです。 パンも、チーズも、ルッコラも新鮮。 でも、この量は・・・ 頼んだトマトスープも、当たり前だけど、肉汁の濃厚な・・・ ふぅ。 うどんやそばや、定食やイタリアンや、色んなチョイスのできる日本のカフェ、食堂が恋しい、とちょっぴり本音も。 オランダ名物の「パンナクッケ」も、だだーん、と巨大な・・・ これにシロップかけて食べるのだけれど、これだけ、っていうシンプルさ、潔い。。。 たまに煮た林檎がつけあわせのバージョンもあるけど、これだけをランチにしてる人とかも。 日本だとおやつ感覚? でも、日本みたいなあの「お弁当」の習慣がないオランダ、会社や学校のランチには、カットしたパンにチーズはさんだだけものと林檎、とか、シンプルな人が多いみたいです。 だから、旦那さんは私の超手抜き弁当でも、「すごい♡」と思ってくれていたみたいで。(でも過去形。もう手抜きはばれてる。) スイーツは充実してます。 定番はアップルケーキ。 シナモンなどのスパイスが効いた、オランダの味。 せっかくなんでホイップもいただきました。。。 (ケーキと同じ大きさだぁ〜) そして、こちらは日本でいうところの「年越しそば」ならぬ、「年越しスイーツ」、「オリボー」。 揚げドーナッツですかね。 昔はもちろん、みんなお家で大晦日にはこの「オリボー」食べながらすごしたらしいですけど、近頃は年末になると街角に「オリボー屋台」が出るので、だいたいみんな買って済ますみたい。 けっこう油もしっかり吸収してるので、1個食べれば満足な感じですが、旦那さんは子供のころ、いつも胃がムカムカするまで食べてたって。。。 お袋の味なんですね〜。 そうそう、オランダといえば、忘れてはならないじゃがいも! ゴッホの有名な絵、「芋を食べる人」(だっけ?)っていうのもありましたね〜。 こちらはアムスで「行列のできるフライドポテト屋」のポテト。 本当にみんな並んで買ってました。 日本の雑誌の切り抜きとか貼ってたので、観光客にも有名なんですね〜。 お味は、ざっくり切って、表面かりっと、中はほっくり。 ジャガイモの味がちゃんとして美味しかったです。 そしてこちらも、オランダの名物料理。(食べかけを撮らせてもらいました。失礼〜!) 名前忘れちゃった・・・ マッシュしたポテトとお肉。(今回は巨大なソーセージ。) ポテトは付け合わせで、お肉と一緒に、その肉汁をかけて食べるそうですが。。。 それに甘く煮た洋梨。 この、肉と甘いもの、って組み合わせ、結構オランダ料理の特徴みたい。 旦那さんは、「今はその感じ、もう無理。。。」だそうで。。。 子供の頃はがっつり食べていたんでしょうに。 ちなみに、このメニュー、ベジタリアンだとポテトとフルーツだけを食べる事になります。。。 それぞれはとって〜も美味しいんだけど、組み合わせ的には馴染みがないので。。。 う〜ん。なんと表現するべきか。 オランダと日本を比べてみると、和食からベジタリアンって、そんなに大きな変化がないけれど、オランダ食からベジタリアンって、すご〜い大変革だなぁと、改めて感じた次第です。 これでヴィーガンだったら、どうなるんだろう? いるのかな、オランダにヴィーガンの人って。。。 でも、お店で売ってる自然食品は本当に、いろいろ充実してます。 お値段も高くないし、野菜から果物からチーズもお肉も、沢山のオーガニック商品があって改めてびっくり。 ソヤヨーグルト、美味しくて毎日食べてました。 雑穀がいっぱい入ったクラッカーとか、コーンと塩だけのポンセンとか、かな〜り美味なものが一杯ありました。 ベジタリアン対応の野菜だけのディップとか、ペースト系も色々あったし、味もgood。 いいなぁ、こんな値段でこんなに沢山の商品があって。 なのに何で「オーガニック」とか「ベジタリアン」を売りにしたお店は流行ってないんだろう? アムスにはちょこ〜っとあるみたいだけど、だったら鎌倉の方が全然充実してる。 (比較の対象が間違ってるかも?) 食肉業界や乳製品業界を敵にまわしてはやっていけないのかしら。。。 いくら個人主義のオランダでも、この両方から距離を置くのは難しそうですよね。 そもそも、オランダでベジタリアンの割合ってどれくらいなのかな? ちなみに、旦那さんは昔アムスに住んでいたころ、アントロポゾフィー系?の自然食品屋さんでちょっぴり働いていたことがあるらしいけど、やっぱりお肉は当然売っていたと。 アントロポゾフィーはベジタリアニズムじゃないから、シュタイナーの学校が沢山あるオランダでも、そこはやはりベジタリアンとは結びつかないのかな〜。 日本だとけっこう、距離的に近い感じがあるんだけど。 アムスからほんのちょっと郊外に出ると、牛や羊やヤギさんの姿があちこちに見られる、のどかな牧草地帯が広がるオランダ。 オランダに住んで、オランダの土地で育った食べ物を食べることは身土不身だけど、改めて、自分の日本人としての土台、食べ物の土台の違いを感じました。 若い時はもっと適応力あった気がするんだけど、歳をとるほど、慣れ親しんだものに執着が出てしまうんでしょうか。。。 持参した干ししいたけと醤油でスープをつくって食べた「おそば」が、郷愁をそそりました。 日本食なしには生きていけない、と実感。 それにしてもオランダ人、おっきくなるはずだなぁ〜。
by kamakuraecolife
| 2011-01-13 22:18
| オランダ
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